春季高校野球県大会準決勝 関根学園、投打ガッチリ 上り調子で決勝へ

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 春季北信越高校野球県大会は11日、長岡市悠久山球場で準決勝が行われ、関根学園が新潟明訓に4―2で勝利し、春秋通算で3年ぶり3度目の決勝進出を決めた。エース牧野水樹(3年)が九回に2失点したものの八回まで無失点と好投して試合をつくり、打線が12安打を放ち援護した。13日の決勝は両チーム初優勝を懸けて、新潟産大附属と激突する。

牧野雪辱好投 創部初V狙う 関根学園

 ◇準決勝

 【長岡市悠久山】

 ▽第2試合

新潟明訓

000000002 2

00010210× 4

関根学園

 ○…関根学園は三回まで、相手先発の140キロを超える直球と変化球の緩急を前に得点できなかったが、四回裏に一死二塁から5番大竹直樹(3年)が右前適時打を放ち先制。六回裏には大竹のこの日2本目の右前適時打と6番田原輝也(同)のスクイズで2点を追加。七回裏にも4番尾身颯太(同)の左中間を破る適時二塁打で加点した。

関根学園は四回裏一死二塁、5番大竹の右前安打で二走、染川(左)が生還し、2点目。次打者の田原(中央奥)もガッツポーズで喜びを表現
関根学園は七回裏二死二塁、4番尾身が左中間を破る適時二塁打で突き放す

 4回戦から3戦連続先発の牧野水樹(3年)は4回戦、準々決勝と打ち込まれ、滝澤夏央(同)らの救援を仰いでいた。「迷惑を掛けた分、しっかりと抑えて今度はチームを助けたい」とマウンドに上がり、走者を背負いながらも9回2失点(自責1、被安打3)と堂々の投球を見せ付けた。

【新潟明訓―関根学園】9回2失点で完投勝利した関根学園の先発、牧野

 準々決勝の降板後、大量点差を付けられたベンチでは尾身を中心に「(牧野を)次に投げさせるぞ」と声が飛び、誰一人諦めず逆転劇につなげた。この試合も「牧野が頑張ってるぞ」「打線で援護するぞ」と力強い言葉が牧野の背中を押し、前2試合の悔しさを晴らした。

 春夏秋を通じて初の優勝に向け、牧野は「ボール球を減らし、低めに投げて打ち取る投球で守備から攻撃にリズムをつくりたい」と意気込みを表した。