メーガン妃 第2子「極秘出産」報道が過熱 米調査サイトが真偽検証

極秘出産報道が飛び出したメーガン妃(ロイター)

オーストラリアの芸能誌「ニュー・アイデア」が今週、「メーガン妃はひそかに第2子を出産していた!」とする〝スクープ〟記事を掲載したことについて、米メディア調査サイト「ゴシップ・コップ」がその真偽を検証した。

同誌は5月17日付最新号で、メーガン妃がピンク色の毛布にくるんだ乳児を抱いたスナップ写真を表紙に使い、「世界初スクープ メーガンが極秘裏に出産!」との見出しで飾った。

同誌によると、メーガン妃は長男アーチー君と一緒に愛犬プーラを散歩させているところをよく近所の住民に目撃されていたが、ここ数週間ぱったりと姿が見えなくなったという。

ある隣人は同誌に「ヘンリーも音沙汰がなくなった。今までは自転車で出かけたり、プーラを連れて海岸に散歩したりしてたけど、全く姿を見なくなった。たぶんメーガンの横で赤ちゃんをあやしてるんだと皆思ってるよ」と明かした。

同誌はヘンリー王子が先月フィリップ殿下の葬儀で帰国した際、妻の出産が予定の夏より早まることを示唆したと報じ、関係者の話として第2子が誕生しても「王室にすぐ報告するつもりはないだろう」とした。

この記事について、セレブ報道の真偽を確かめるサイト「ゴシップ・コップ」が検証。あっさり誤報だと判断した。

先週末に放送された新型コロナワクチン接種を呼びかけるチャリティーコンサートにメーガン妃は事前収録された映像で出演したが、その様子が「妊婦そのものだったのは明らかだ」とした。

近隣住民の証言については、「出産が近づいてきたことによるもの」と説明。

また、同誌が「ヘンリーが葬儀を終えてすぐに帰国したのも子供が誕生したから」との主張についても、同サイトは「その証拠は無い」と切り捨て、「世界一有名な夫婦の一組にとって子供を極秘裏に出産することはまず不可能だ」と結論付けた。果たして、事実はどちらが正しい?

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