【夏場所】有観客開催「スイーツパン」が開場1時間半で完売 5日目以降も販売予定

芝田山親方が自信を持って販売したパンは瞬時に完売した

大相撲夏場所4日目(12日、東京・両国国技館)、緊急事態宣言のイベント制限緩和により有観客での開催となった。これに合わせて国技館1階売店では「スイーツ親方の店」を設置。スイーツパンとして「小豆味」「メープル味」「横綱食パン」(各500円)そして「北サブレ」(600円)の販売が開始された。

すると、午後1時の開場からわずか約1時間半でこの日用意していたスイーツパン各50個、北サブレ約30袋が完売。電話取材に応じた芝田山広報部長(58=元横綱大乃国)が「飛ぶように売れているらしい」と話したように〝速攻〟で売り場から消えた。

芝田山部長は「今、食パンブームで高級食パンがはやっている。そこに高崎親方(45=元幕内金開山)が目をつけて、いろんなところを紹介していただいて。私も試食して『食パンもおいしいじゃないか』ということで、メープル、小豆もそろえて、自分の名前をつけた〝スイーツパン〟にした」と説明。続けて「生地はもちもち、ふわふわ、しっとり。お持ち帰りになって、帰ってたべていただいても。小豆は和のテイスト。しっかり入っていて、ほどよく感じられる。メープルは香り。洋のテイストで、パン生地にも練り込まれている。和洋揃っている」と〝スイーツ親方〟らしく熱弁をふるった。

スイーツパン、北サブレは5日目以降も販売予定となっている。

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