ドラマ「ラブファントム」で長谷役を演じた桐山漣「顔を覆いたくなるようなシーンも…」

累計300万部突破のみつきかこの大人気コミック『ラブファントム』(小学館「プチコミック」連載)がMBSドラマ特区枠にて2021年春より実写ドラマ化し、TV放送とHuluで配信決定した。

本作は、「怪人」と呼ばれるほど優秀で、容姿端麗、冷静でスマートな行動をとる、エリートホテルマン⾧谷慧(38歳)と、不器用だが裏表のない、“癒し系”ピュアなホテルカフェ店員の平沢百々子(22歳)との、キスから始まる“秘密の恋”を描いた“溺愛系”ラブストーリーだ。

誰よりも仕事ができて隙のない、そんな完璧すぎる姿からは想像できないほど、彼女の前では蕩けた甘い姿を見せる。職場でのクールな一面と、彼女にだけ見せる甘く熱い一面とのギャップは必見だ!

その、何事にも動じないクールな一面と彼女には甘々な姿を見せる<完璧彼氏>⾧谷慧役には「これは経費で落ちません!」(NHK)、「いいね!光源氏くん」(NHK)、そして今までにない一面を見せ話題となった「おじさんはカワイイものがお好き。」(読売テレビ)など、注目作品への出演が途切れない、人気実力派俳優・桐山漣(漣はさんずいに連が正式表記)。そして、不器用だが裏表のない“愛されキャラ”のヒロイン平沢百々子役には、カンヌ映画祭での上映が話題となった三池崇史監督作『初恋』でのヒロイン大抜擢以降、「猫」(テレビ東京)、「京阪沿線物語」(テレビ大阪/BS テレ東)など、テレビドラマから映画まで出演作、主演作が目白押しの新人女優・小西桜子。⾧谷でなくとも庇護欲を掻き立てられる、ピュアな性格の癒し系ヒロインとして、透明感溢れる演技を見せている。

ジェイタメ編集部では、完璧彼氏・⾧谷慧役の桐山漣にドラマの見どころなど話しを聞いた。

©みつきかこ・小学館/「ラブファントム」製作委員会・MBS 2021

--甘いラブシーンが満載のドラマですが、演技するにあたって難しかったところは?

まず、長谷という男は隙がない完璧な男ですが、僕自身はすごく隙があって、こういう真逆の役を演じるのは難しいところがありました。まずホテルマンの所作から役作りして、そこから彼女(平沢役・小西桜子)にしか見せない長谷の甘い部分だったり、孤独な部分を立体的に表現したいと思い演じていました。

--コロナ禍ならではの撮影エピソードは?

本番以外はフェイスシールドをしているんですけど、フェイスシールドも、口元だけのものと、顔全体を覆うものと2タイプありまして。キスシーンやラブシーンを演じる時にフェイスシールド同士だととても邪魔なんです。パリパリ、パリパリ音が鳴って……なので、どちらか片方がつけて挑むなど、リハも進化していきまして(笑)

--ヒロイン小西桜子さんと初共演と伺いましたが、印象は?

おっとりしていて、キュートなんですけど、芯の強さがあったりして、見せ方にギャップがあるんです。一緒にお芝居していく上で、撮影もタイトで一日のシーンの消化数も結構多かったんですけど、彼女の芝居に対する芯の強さに、僕自身はすごく励まされましたし、そういった姿から改めて学ぶことも多かったし、相手が小西さんで本当に良かったなぁと思いましたね。

--このドラマを待ってるファンにメッセージをください

去年の撮影だったんですけど、監督はじめスタッフの皆さんの熱量が凄くて。映像を見てもらえればわかると思うんですが、画がとにかく綺麗なんですよ! このラブファントムの世界観をとても大事にしていて、そういった中でお芝居させてもらったことがすごくありがたいと思っています。……だって、衣装合わせで照明部さんが見に来るんですよ!なかなかそれってない事で! 監督も僕の顔!?や身なりを至近距離で研究しながらずっと見ていて……なかなかそれは気まずい思いだったんですけど(笑) ホントにそれくらい作り手の方々の熱のこもった作品だったので、そこもきちんと画に残せていると思います。見ている皆さんにもその熱量がきちんと届くといいなぁ~と思っています。

©みつきかこ・小学館/「ラブファントム」製作委員会・MBS 2021

--ファンの方はヤキモチ妬かないですかね?

どうなんですかね(笑) どういう思いで見てくれるのかわからないですけど……僕自身も演じて撮影してますけど、結構顔を覆いたくなるような恥ずかしさはありますね(汗)。僕を知っている方に見てもらうのは恥ずかしいです! アフレコの時に小西さんは顔を真っ赤にしてうずくまってましたので(笑) それぐらい甘い作品ではありますし、皆さんのお力のお陰です!

MBSドラマ特区「ラブファントム」5月13日放送開始/放送後、Hulu独占配信

桐山漣さん(※漣はさんずいに連が正式表記)

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