大江裕が新曲「登竜門」ヒット祈願 題字は片岡愛之助「大江さんの『登竜門』をイメージ」

東京・湯島天神でヒット祈願を行った大江裕

演歌歌手・大江裕(31)が12日、東京・文京区の湯島天満宮で新曲「登竜門」ヒット祈願を行った。

新曲は夢を現実にするためにくぐらなければならない〝登竜門〟をテーマにしたスケールの大きなメジャー演歌だ。「個人の作品でヒット祈願をするのは今回が初めて」という大江は「いまは新型コロナウイルス感染症で皆さんが苦しんでいらっしゃいますので、一日も早く収束しますように。この『登竜門』を聞いて、少しでも元気になってもらえたら幸せだなという思いで祈願をさせていただきました」と話した。

同神社にある「夫婦坂」と呼ばれる石段の中ほどに鯉と竜のレリーフが施された「登竜門」が建てられている。それを見ながら「僕自身の曲との縁を感じます。とても立派な登竜門ですね。恥じないよう新曲『登竜門』を大ヒットさせたい」と意欲を燃やした。

新曲シングルのジャケット題字は3、4年ほど前から親交を深めている歌舞伎俳優・片岡愛之助からプレゼントされたもの。愛之助は「自身のつとめた歌舞伎〝鯉つかみ〟を観ていただきこの曲が生まれた、という経緯をお聞きし大変嬉しく、光栄に思っております。タイトル通り、大江さんの『登竜門』をイメージし、力強さや勢いを込めてしたためました」とコメントを寄せた。

師匠・北島からは「裕は、タイトルが大きい歌が多いなあ。『檜舞台』『大樹のように』、そして今回は『登竜門』。タイトルに負けないような歌を歌っていきなさい」とアドバイスされたという。

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