ブラックマジックデザイン、DaVinci Resolve 17.2公開。Fairlightに関する機能改善や新機能を追加

Blackmagic Designは、DaVinci Resolve 17.2を公開した。

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よりダウンロード可能。

今回のアップデートにより、起動時間が短縮された。ライブ保存設定がデフォルトに変更されたため、最新の変更が自動的に保存可能とした。オーディオのアップデートに関しては、Fairlightタイムラインでクロスフェードを直接適用・管理できる機能を追加。これにより、複数のクリップおよびトラックに柔軟なカーブを追加し、クロスフェードの長さを簡単に調整が可能だという。

Fusionミキサーのトラック処理のコントロールも改善され、EQ、ダイナミクス、エフェクトに対する変更が適用される順を選択できるようになった。さらに、カットページ、エディットページ、Fairlightページのタイムラインで、クリップ名を個別に変更できる機能を追加。これにより、タイムラインの長尺クリップを細かく分割し、それぞれに名前を付けて、各クリップの内容を簡単に識別できるようになった。

Fusionは、テンプレートバンドルのサポートが追加されたため、エフェクトやコンポジションのグループを単一のシンプルなファイルで共有可能。共有したファイルを開くと、エフェクトが自動的にFusionテンプレートライブラリに追加される。さらに、WindowsコンピューターにおけるAV1クリップのデコード、全プラットフォームにおけるMKVクリップのデコードをサポートするという。

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