ベストセラー入りしそうなおディーン様の写真集

俳優で歌手のディーン・フジオカが、自身初となるオフィシャル写真集「Z-Ero(ゼロ)」(幻冬舎)を6月30日に発売することを、各メディアが報じた。

タイトルには、「ZERO(ゼロ)からスタートする気持ちで臨む」という想いが込められたのだとか。

オールロケで撮影された迫力のある写真には、心も体もさらけ出し、大地に挑み、空にほえる、強くて美しい姿を掲載。

ディーンが企画し、指揮を執るアクション映画プロジェクト「Pure Japanese」(2022年公開予定)の撮影の過酷かつ過密なスケジュールの終盤、究極の体となっている「今」を写真に残そうというアイデアが生まれ、同作の撮影につながったという。

ディーンといえば、15年のNHKの朝ドラ「あさが来た」では、業家として奮闘する主人公のあさ(波瑠)を支えたキーパーソンである五代友厚を演じ人気が急上昇。志半ばに早逝すると「五代ロス」と呼ばれる社会現象まで起きた。

現在放送中のNHKの大河ドラマ「青天を衝け」でも五代役を演じ、今月9日放送の第13回から出演。

放送開始2分で登場すると、ネット上では「開始2分でキターー!」、「早速きた!」、「おお! 五代さま!!」、「しかしカッコよいな五代様!」などの声が飛び盛り上がった。

「朝ドラでの人気で年配の女性たちから『おディーン様』と呼ばれるようになった。現在の写真集市場は坂道シリーズの各グループのメンバーたちがヒット作を連発。なかなか男性の写真集はヒット作が出ないが、ディーンのファンの女性たちは金を持っている世代が多いので、異例の売れ行きでベストセラー入りする可能性もありそう。コロナ禍だけに、対面のイベントは難しそうだが、オンラインでのイベントは行うのでは」(出版業界関係者)

どこまで売り上げを伸ばすかが注目される。

© 株式会社ジェイプレス社