「ニノさん」でバズった〝涙メイク〟に疑義 二宮和也は口パク再編集された!

ジャニーズ事務所

今年から活動休止している嵐・二宮和也(37)の冠バラエティー番組「ニノさん」(日本テレビ系)の9日放送が、SNS上で物議をかもしている。女子高生の間で、接着剤を使ってメイクして〝映え写真〟を撮るのが流行っていると紹介されたのだが、その安全性が疑問視されているのだ。想像以上にバズったためか日テレも大慌てで、二宮の発言を削除する事態になった――。

「めちゃくちゃ熱いんじゃないの?」

二宮も思わず心配の声を漏らした。

9日の放送では「JK流行ものダービー」というコーナーで、女子高生の間で〝映え写真〟を撮るために3つのメイク術が流行っていると紹介。その一つが、「グルーガン涙メイク」だった。

グルーガンとは、高熱で一旦溶かした接着剤(グルー)をくっつけたいモノに塗り、冷やして凝固させる工具。木材やプラスチックなどに使用でき、工作や手芸で重宝される。100円ショップでも簡単に買える。

番組によれば、女子高生たちはこれを応用。グルーガンから出した接着剤で涙の形を作り、それを目の下に貼りつけて泣いているように見せる〝涙メイク〟をして写真を撮っているという。かわいらしさの一種で、泣いている様子を現す若者の擬態語「ぴえん」を表現している。

このグルーガン涙メイクが紹介されると、タレントの横澤夏子は「えっ、大丈夫?」と不安げ。二宮は「めちゃくちゃ熱いんじゃないの?」ともらした。製品によるが、グルーガンは100度以上の高熱で接着剤を溶かすからだ。

番組には、〝女子高生社長〟として知られ、現在実業家の椎木里佳が登場。グルーガンで接着剤を涙の形に作って、「つけまのり(つけまつ毛専用のり)で(目の下に)貼る」と解説した。

スタッフから「痛くないですか?」と聞かれると、椎木さんは「痛い…と思います。でも、盛れれば(かわいく見せられれば)いいじゃないですか」と苦笑いした。

放送後には「グルーガン」がSNSのトレンドワードに入り、一気に拡散。安全性を疑う意見が噴出した。

日テレ関係者は「番組を見ないままSNSに書き込んだユーザーが多く、誤解をもったままバズっています」とした一方で「〝接着剤が冷えてから目の下に貼りましょう〟とか〝肌のかぶれに気をつけてください〟といった注意喚起が足りなかったと思います」と語った。

想像以上にバズったためか日テレも大慌てだ。

「『ニノさん』はティーバー(動画配信サービス)で最新回が配信され、9日放送分も配信されていますが、ニノの『熱いんじゃないの?』と横澤さんの『大丈夫?』の発言がカットされました。ニノのジャニーズ事務所、横澤さんの吉本興業、双方への配慮では」(前出関係者)

ティーバーの当該部分を確認すると、ワイプの二宮と横澤はそれぞれ「熱いんじゃないの?」「大丈夫?」と言う口の動きをしているものの、その声は消されていた。

日テレ広報部は取材に「放送では『涙をたらしているように作り、つけまのりで貼る』という表現をしました。現在配信では『使用の際は十分にご注意下さい』と表記しており、さらにわかりやすくするために『グルーガンで接着剤を涙の形に固め、冷やした後つけまのりなどで肌に貼り付けるメイク術』という言葉を追加し配信いたします」と番組内容を改めたと回答した。

盛りたいJKはくれぐれも注意してほしい。

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