【鎌倉】銭洗弁財天 宇賀福神社|正しいお参り方法で、金運アップしよう♫

鎌倉の銭洗弁財天宇賀福神社は通称 銭洗弁天と呼ばれ、お金を洗うと金運が上がると言われているパワースポットです。

ここでは銭洗弁天の見どころや、独自のお参り方法や、アクセス方法などを紹介します。

ひとみ編集長

銭洗弁財天宇賀福神社と言えば

  • お金を洗って金運アップ!
  • 源頼朝が建てた歴史ある神社
  • 水にまつわるパワースポット

銭洗弁財天へのアクセス方法



銭洗弁天へのアクセスは、鎌倉駅から徒歩がおすすめ。

タクシーで5分、徒歩だと20分くらいです。ちょうどいいバスは出ていません。

大船からはバスが出ていて「源氏山入口」で降りると徒歩5分で着くそうです。

人力車という手もあり

裏ワザ…ではないんですが笑。こんな方法もあるよ!ということでお伝えすると、人力車を使うという手があります。

人力車はお値段はけっこうしますが、車夫さんが鎌倉の土地をわかりやすく説明してくれて(なんと民家に生えてる木の名前とかも教えてくれます!)、写真を撮ってくれたりもするので楽しいですよ。

人力車は予約をすることができます。

えびす屋ホームページ
鎌倉力車ホームページ

専用駐車場もあります

銭洗弁財天 駐車場

銭洗弁財天から鎌倉方面に歩いて、徒歩2分のところに専用の駐車場があります。10台程度の駐車スペースがあり、無料で利用できます。

銭洗弁財天までの距離:徒歩2分
住所:鎌倉市佐助2丁目16-12
営業日:平日(土日と巳の日は利用できません)
料金:無料
収容台数:10台

平日の利用は問題ないのですが、土日と巳の日は交通規制で道路が使えなくなってしまうので注意。土日、巳の日に行く場合は近くのコインパーキングを利用することになります。

近くの駐車場

三井のリパーク鎌倉佐助1丁目

銭洗弁財天までの距離:徒歩11分
住所:鎌倉市佐助1丁目13
営業時間:24時間
料金:8:00~20:00 30分600円(最大2500円)、20:00~8:00 60分100円(最大400円)
収容台数:8台

銭洗弁財天から1番近いコインパーキングです。それでも11分歩きます

リパーク鎌倉御成町第2

銭洗弁財天までの距離:徒歩15分
住所:鎌倉市御成町9-25
営業時間:24時間
料金:平日 8:00~22:00 30分200円、22:00~8:00 60分100円、平日は最大1400円
土日祝 8:00~22:00 30分300円、22:00~8:00 60分100円

2番目に近いコインパーキングです。近くにリパーク鎌倉御成町第3もありますが、こちらは収容台数が2台なので空いてたらラッキーです。

タイムズ鎌倉駅前

銭洗弁財天までの距離:徒歩15分
住所:鎌倉市御成町11-35
営業時間:24時間
料金:平日 9:00~15:00 15分300円、15:00~9:00 30分300円
土日祝 30分300円(最大1500円)
収容台数:11台

みずほ銀行利用の方優先の駐車場です。休日の最大料金が一番安いのが特徴です。

駐車場マップ

銭洗弁財天宇賀福神社の詳細

■銭洗弁財天宇賀福神社
アクセス:鎌倉駅西口から徒歩25分
住所:鎌倉市佐助2-25-16
電話:0467-25-1081
開門時間:8:00~16:30
拝観料:志納
駐車場:あり、徒歩2分
鎌倉市観光協会ホームページ

銭洗弁財天の正しい参拝方法

正しい参拝で金アップ!

一般的な神社は手水舎で清め、お賽銭、二礼二拍手一礼…といった流れで参拝すると思います。銭洗弁財天はそのような一般的な神社とは異なる部分があります。

簡単に紹介するので、事前に必要なものなど確認しておくと良いですよ。

参拝方法

①手水舎
②社務所:線香とロウソクを購入(100円)・銭洗用のざるを借りる
③本社:参拝・本社隣の燭台に社務所で買ったロウソクを捧げる
④香炉:燭台の大ロウソクから火をもらい線香を香炉に捧げる・煙を浴びる
⑤奥宮の社:参拝
⑥奥宮:お待ちかね!ざるでお金を洗う

おみくじなどが売っている横で、ローソクと線香がこのように売られています。100円納めて線香、ローソク、ザルの3点セットを持っていきましょう。

ザルにお金を入れて、柄杓で水をかけて洗います。

ざるでお金を洗った後、「どうやってお札をしまおう?」と悩む方が多いのですが、正解は自然乾燥です。

あまりにびしょびしょでどうしようもない方は、ハンカチやタオルとかで水分を取り、自然乾燥すると良いですよ。ちなみに、お札の端だけ洗えば大丈夫です。

また、洗ったお金は大事に取っておきたくなってしまいますが、使うのが正解です。「使ったお金は巡り巡って何倍にもなって自分の元に帰ってくる」と言われています。遠慮せずに使いましょう

お供え物は、生卵

お社にある卵を奉納するケース。この中に納めます。

私は未経験ですが、生卵を奉納するという参拝方法があります。本殿銭洗弁財天の使いが白蛇であることから、生卵を奉納しながら神社内を参拝するとご利益があるとか。

卵は5個300円で売店で売っています。銭洗弁天には5つのお社があってそれぞれお供えします。

参拝時の持ち物

  • お線香とロウソク代100円
  • お金洗った後に手やお金を拭くためのタオルやハンカチ
  • 参拝の時のお金(御縁がある5円や、十分に御縁がある15円とか…)
  • 生卵300円(奉納する方のみ)※売店で買うのもあり

私が行ったときには、預金通帳をジッパー付きの袋に入れて洗っている方がいました。

なるほど!そんな手が!!と思いましたが、よく考えたら私は預金通帳は貯めるために使ってることが多いな~と思い、我に返りました。

拝観料は志納、それ以上に大切なのは…

拝観料は志納です。志納は一般的に100~500円くらいと言われています。1000円志納したら多い方だと思ってくださいね。

個人的に気になるのは、拝観料よりお礼参りです。金運アップを願って銭洗弁財天に来る方は多いのですが、その後お礼参りをしている方はどれくらいいるんでしょう?

金運が上がったと感じたとき(給料が上がったとか、宝くじが上がったとか)に、お礼をしに行くことが大切なんじゃないかと思っています。

「金運上げて~」ってお願いして良いことがあったら「金運上げてくれてありがとう~♡」って言いに行けたら良いですね。

そして志納!完璧です。きっとまた金運上がりますよ。

歴史を紐解こう

銭洗弁財天の歴史は鎌倉時代から始まります。鎌倉の地にあるので覚えやすいですね。

いつ誰が銭洗弁財天を建てたのか、銭洗いの風習はいつから始まったのかなど、知っておくとより銭洗弁財天が楽しくなります。

銭洗弁財天でお金を洗って帰るんじゃもったいないですよ~。歴史と共に銭洗弁財天を堪能しましょう。

銭洗弁財天はいつできたの?

文治元(1185)年の巳の月、巳の日、巳の刻。源頼朝が夢で老人に姿を変えた宇賀福神からのお告げを受けます。

「西北の仙境に湧く水を祭ると天下泰平になる」

これは、「この地に湧き出す水で神仏を供養すれば、天下泰平の世が訪れる」。という意味です。

頼朝は夢の通り、この地(佐助ヶ谷)の岩壁から霊水が湧いているのを見つけ、宇賀福神を祀りました。その後、世の中の混乱が収まったと言われています。

ちなみに1185年は巳年です。この頃といえば、ちょうど鎌倉幕府が成立する頃ですね。

銭洗いはいつ始まったの?

正嘉元(1257)年、巳年。5代執権の北条時頼がこの霊水で銭を洗って一族の繁栄を祈ったそうです。そして、その願いが叶ったことからこの風習が世間一般に広まりました。

800年近く前からこのような風習が続いていたんですね。

このような理由から、巳の日は銭洗弁財天の縁日とされています。入り口に提灯が飾られますよ。

銭洗弁財天にいる神様って誰?

本社

市杵島姫命(イチキシマヒメ)を祀っています。奈良時代に日本の神様と仏教の信仰が融合しました。これを神仏習合と言います。この時に、市杵島姫命と弁財天が同一視されるようになりました。

というのも、お二方には共通点があったからなんです。

市杵島姫命と弁財天の共通点
・美女
・水の神
・芸能や学問に秀でている

奥宮

奥宮は銭洗いができる場所です。こちらには宇賀福神が祀られています。

宇賀福神は頭は人、身体は蛇という姿の穀霊神や福徳神です。見た目がちょっと怖いのですが、人々にとって必要な神様として信仰されていました。宇賀福神も市杵島姫命と同じように弁財天と同一視されていました。

奥宮の湧水は銭洗水と言います。江戸時代に編纂された「新編鎌倉志」では鎌倉五名水として記されています。

見どころ紹介 魅力はこんなにもある!

金運アップだけじゃない、銭洗弁財天の魅力をお伝えします。見どころは4つ!

ワクワクしたり、拝みたくなったり、銭洗弁財天は本当に興味深いところです。

4つの魅力を知ってから銭洗弁財天に行くとより一層楽しめますよ(^^)

入り口

初めて行く方は「え?洞窟?」と驚くかもしれません。洞窟の中を通って神社の中に入ってきます。

正直もうこれだけでだいぶワクワクです。私、毎回ワクワクしながら通ります。たくさん歩いて、やってきた神社が洞窟とかなんかすごい感じしません?隠れ里と言われるだけありますよね。

鳥居

いくつもの鳥居が並んでいるのですが、この鳥居は銭洗弁財天のご利益があった方が奉納したものです。

鳥居の数が銭洗弁財天のパワーを表現してくれています。

ご利益にぜひともあやかりましょう。

七福神社

七福神の恵比寿、大黒、毘沙門、弁才天、福禄寿、寿老人、布袋が祀られています。

七福神は言い換えると神様7人のグループなんですが、以前は3人だったり5人だったりしたこともあるみたいです。

しかもこの神様たちは国とか宗教とかバラバラ(笑)。つまり、「それぞれの分野活かしてみんなをハッピーにしようぜ」的なノリで各地から集められたの神7…いえ、七福神です。

このような神様たちが祀られていると思うと、七福神社でお参りは楽しくなってしまいますね。

下之水神宮・上之水神宮

七福神社の先を進むと、下之水神宮が見えてきます。下之水神宮には、一条の滝と池がありとても神聖な場所です。

そこで泳いでいる錦鯉は奉納された鯉だそうです。鳥居だけでなく錦鯉まで奉納されていて、とても愛されている神社だなと実感します。

下之水神宮の先には、上之水神宮があります。こちらには水波売神(ミズハノメノカミ)という水の神様が祀られています。水の神様とは、いかにも銭洗弁財天っぽいですよね。

売店で一休みしよう

銭洗弁天では、特製串団子や甘酒、わらび餅など色々な食べ物が売っています。近くにベンチもあるので、売店で買ってベンチでゆっくり休憩できます。

なんと、鎌倉ビールも販売されています。急な坂道を超えて来たご褒美ですね。

隠れ里の御朱印と銭洗弁財天らしいお守り

御朱印

御朱印は銭洗弁財天の御朱印をもらうことができます。「鎌倉五名水」の印と「かまくら隠れ里」の文字が入る、とってもかっこいい御朱印です。

御朱印授与について
授与場所:授与所(社務所)
授与時間:8:00~16:00
初穂料:300円

御朱印帳

御朱印帳はオリジナルの物があり、紺色を基調として金色の刺繍がほどこされていてなかなか渋めです。1200円で買うことができます。

お守り

商売繁盛や安産、学業、幸運などの様々なお守りを取り揃えています。その中でも特徴的なお守りを紹介します。

御宝銭・おたから小判 300円

お財布に入れるとお金に困らないと言われているお守りです。小判をモチーフにした銭洗弁財天らしいお守りです。

願いがかなう茄子守 500円

「物事を成す」にかけて縁起がある、と言われている茄子のお守りです。ももいろクローバーZの高城れにさんが茄子が好きで、この茄子守をブログに載せてから話題沸騰!今や大人気のお守りです。

お守りや絵馬を買うと、なんとその場で火打ち石でお浄めをしてもらえます!石を2つカチカチと擦って火花を出すやつですね。お守り300円だし…ちょっとやってもらいたくなっちゃいますね。

おみくじ

銭洗弁天には、いくつかおみくじがあります。

運気上昇みくじ、大金像みくじ、とんぼ玉みくじ、扇子みくじなど。全部運気が上がりそうで気になるんですが、その中で一際目立つのが水みくじです。

水みくじはおみくじコーナーとは別の場所に、ひっそりとあります。

何でも鎌倉五名水、龍神様の神水におみくじを浸すと、文字が浮かび上がってくる仕組みになっています。龍神様の神水ってなんか気になりますよね。

こちらが龍神様。龍神様は本社の裏にいます。ただらなぬ雰囲気。銭洗弁天ならではのおみくじだと思うので、ぜひやってみてください。

銭洗弁天近くのカフェ情報

私の定番!銭洗弁財天後は雲母(きらら)

私は銭洗弁財天の後に、よく雲母(きらら)というお店に行っていました。仲良しの人力車のお兄さんから、このお店を勧められて行ってみたのですが、とってもおいしかったんです!

お兄さん曰く「白玉が最高ですから絶対に食べた方が良いですよ!」とのことだったので、宇治白玉あんみつを注文しました。今まで食べていた白玉の常識を覆すような大きさとふわふわ感!至福の時。

季節によってかき氷なども出るので、気になる方はぜひ休憩に寄ってみてくださいね。

■茶房 雲母(きらら)
住所:鎌倉市御成町16-7
電話:0467-24-9741
時間:月~金 11:00~18:00、土・日・祝 10:30~18:00(L.O.16:00)
料金:~1000円

眺めが最高!樹ガーデン

天空カフェとも呼ばれている樹ガーデン。木々に囲まれて食事や飲み物が楽しめる素敵な場所です。

銭洗弁天から少し歩きますが、晴れた日は富士山も眺められるのでとっても気持ちいいですよ。

https://kamakura-life.net/itsuki-garden/

■樹ガーデン
住所:鎌倉市常盤917
電話:0467-31-4869
時間:平日10:00~16:30、土・日・祝 9:30~16:30
定休日:火曜日
公式サイト:

近くの観光スポット紹介

高徳院

高徳院には大仏様がいますね!意外と近くて歩いて行けるので、実は立ち寄りやすい場所です。

銭洗弁財天から高徳院までは徒歩20分ほどです。

道もそこまで複雑ではないので地図を見れば迷うこともないと思います。迷ったとしても鎌倉の方は優しいので絶対に教えてくれますよ。

江ノ島神社でも銭洗いができます

江の島には江ノ島神社があり、こちらは縁結びや縁切りの方が有名ですね。神社内にいる銭洗白龍王のところでお金を洗うと金運が上がると言われています。

江ノ島神社は大きくて見どころ満載ですが、銭洗いという意味では鎌倉の銭洗弁財天の方が有名ですね。

佐助稲荷神社

佐助稲荷神社も鎌倉を代表する観光スポットです。

2019年の台風で崩壊してしまって境内全体は見れなくなってしまいましたが、それでも沢山の赤い鳥居やお稲荷様がいる風景はとても素敵です。

個人的にはお稲荷様が載っている御朱印帳がとても可愛くて好きです。

おすすめの時期と混雑状況

「銭洗弁財天ならでは」ということを考えると、主に混雑するのは初詣!それから巳の日ですね。

開門時間に行けば空いていることは多いですが、予定もあると思うので要検討ですね。でも混んでいる中参拝するのはちょっと…という方は朝の参拝がおすすめです!

おすすめの時期
・初詣
・6月と11月下旬~12月上旬
・巳の日

巳の日

先ほど、源頼朝が巳の月、巳の日、巳の刻にお告げを受けた、と紹介しました。巳の日は銭洗弁財天にとっても縁のある日です。巳の日は12日に一度やってきて、この日は特に金運が上がると言われています。

そして、60日に一度やってくる巳の日を、己巳日(つちのとみまつり)と言い、弁天様の縁日とされています。巳の日はもちろんですが、己巳日も商売繁盛の祈願で多くの方が参拝に来るんですよ。

巳の日の中でも特に盛り上がるのが、1月の初巳祭、4月の中祭、9月の大祭です。いずれもその月の最初の巳の日の巳の刻(10:00)に行われます。除災と招福を祈る鎌倉神楽なども見れるので超おすすめ!

銭洗弁天の楽しみ方 まとめ

見どころがありすぎるので、最後に特に伝えたいことだけまとめると…

銭洗いをするときは、もちものを確認して正しい参拝方法でお金を洗うようにしましょう。ご利益は正しい作法から。

歴史は鎌倉時代からです。「源頼朝と北条時頼のおかげで今の風習が伝わっている」というロマンを感じながら観光をするとより一層楽しくなりますよ。

銭洗弁財天、思ったより深い神社じゃないですか?「お金を洗うだけじゃない」ということが伝わったなら幸いです。

この記事を一読したあなたは、何倍にも良い思い出になってあなたの心に残りますよ(^^)

こちらの記事も参考にどうぞ♫

https://kamakura-life.net/spot/

https://kamakura-life.net/lunch-3/

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