保守分裂を懸念する声 来年2月任期満了、宮崎市長選

 来年2月に任期満了を迎える次期宮崎市長選に元県議で自民党員の清山知憲氏(39)が立候補する意向を示したことを受け、自民党県連や市内7支部に波紋が広がっている。同じ党員である現職の戸敷正氏(68)が4期目の出馬を表明すれば、前回市長選と同様の保守分裂選挙も必至となる。今年10月21日任期満了の衆院解散・総選挙や来夏の参院選も控え、党内からは禍根を残すことにならないか懸念する声も漏れる。

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