SkyDrive、トヨタ後方支援の三栄工業と施設・設備の共同開発推進

空飛ぶクルマ、および物流ドローンを開発する株式会社SkyDrive(以下、SkyDrive)は5月10日、物流・建設・住宅事業を展開し、グローバル産業の後方支援を行う三栄工業株式会社(以下、三栄工業)と、空の産業創造に向けた施設・設備の共同開発を進めると発表した。

三栄工業とSkyDriveは、2021年4月1日に正式にスポンサー契約を締結した。日本において、空飛ぶクルマの開発の前例がないため、今後も飛行試験場、部品の評価試験施設、販売を見越した輸送方法等、新たに開発・整備していくべきものが多数あるという。

三栄工業は、海外で自動車を組み立て完成車にするノックダウン梱包を始めとした物流技術など、トヨタグループと共に自動車産業のグローバル化を推進している。この物流技術を生かし、SkyDriveと協力して「空飛ぶクルマ運搬器具(通称:SD03 Transport Stand)」を製造した。

空飛ぶクルマ運搬器具
(SD03 Transport Stand)

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