昨季、自己最多となる6本塁打をマークした中日・木下拓哉捕手(29)が、今季38試合目にして早くも4号を放った。
13日の阪神戦(甲子園)に「6番・捕手」で先発出場。0―0の2回二死から相手先発秋山の内角への変化球をフルスイングすると、打球は大きな放物線を描き左翼スタンドへ突き刺さる先制弾となった。
直前の4番・ビシエド、5番・高橋周がいずれも見逃し三振に倒れていただけに「3人では終わらないで、何とか後ろの打者につなげる気持ちで打席に入った。まずは先制点を取れて良かったです」と喜んだ。
球種はフォークと思われるが、本人は「打ったボールはスライダーかフォークかシュートです」とコメント。どんな球種だろうが、関係なく本塁打にする対応力はさすがだ。