【ブラインドサッカー】日本代表が4月の活動を報告 高田監督「コンディションは良好」

日本ブラインドサッカー協会は13日、東京パラリンピックに初出場するブラインドサッカー日本代表の4月の活動内容を報告した。

新型コロナウイルスが終息するメドは立ってないが、徹底した感染症対策を行いながら、土日を使って二度合宿を実施。その他にも、オンライントレーニングや平日練習などで選手らは汗を流した。

高田敏志監督(54)は「4月も選手・スタッフ含めて新型コロナウイルスの感染者は出ることもなく、多くのトレーニングの機会に恵まれました。選手たちのコンディションは良好で、個人でもグループでも強度の高いトレーニングができるようになりました。本来の日本代表チームらしい走力を生かしたアグレッシブな動きやコンビネーションも徐々に改善されています」と手応えを口にした。

その上で「5月30日から『Santan ブラサカグランプリ 2021』が開催されます。コロナ禍において社会情勢的にもこの時期に視覚障がい者の国際大会が東京で開催されることは大変難しいチャレンジでもあります。関わる全ての皆様のご尽力に対する感謝と責任をピッチで表現するために、我々日本代表チームは覚悟と責任を持って大会に挑みたいと思います」などと決意を新たにした。

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