希少種「ハヤブサ」のひな 巣立ちの日いつ? 島民笑顔で見守る

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ハヤブサのひな(中央)。親鳥が餌を与えている=西海市大瀬戸町松島

 長崎県西海市大瀬戸町松島で、今年もハヤブサのひながかえり、島民らは巣立ちの日を楽しみにしている。
 ハヤブサは絶滅の恐れがあるとして、捕獲や譲渡を禁止する国内希少野生動植物種(希少種)に2019年に指定されている。
 ハヤブサの巣は、市営船が発着する釜浦港近くの城の鼻(標高約60メートル)中腹の崖にある。20年以上前から毎年、この崖でひなが確認され、6月以降に巣立っていくという。今年は3羽。住民によると4月中旬から鳴き声が聞こえ始めた。
 親鳥は上空を旋回したり、巣に寄ってくるカラスを威嚇したり。ひなが鳴きだすと、餌を取ってきて与えている。
 朝夕に釜浦港周辺を散歩している90代の男性は「毎年、ひなの鳴き声を楽しみにしている」と笑顔で話した。