新たなビジネスモデルを模索する! タレント・吉川ひなの(41)が13日、著書「わたしが幸せになるまで」の出版会見とオーガニックブランドの代表取締役への就任会見をオンラインで行った。吉川は自宅のあるハワイから会見に参加。著書には、幼少期に支払いができなくて電話を止められたり、給食費を払ってもらえなかったり、借金取りが家に来たこと、さらには芸能界で稼いだお金を、両親が使い果たしてしまっていたことなどを赤裸々につづった。
吉川は「複雑な家庭環境で育ったので、何となくごまかしてきた。今回は、そういうことも全部、みなさんに聞いていただけるかなと思って書いたし、結果的に知ってもらえる機会となってうれしく思う」と話した。
現在、第3子を妊娠中の吉川は「子供を尊重し、すべてを信頼することにしている。悲しかったことは自分の代で断ち切るぞ、という思いで子供たちに接している」。
複雑な過去を明かしたことが大きな話題となり、著書は発売前から重版がかかる人気に。5万部を超えるヒットとなったが、著書は過去をつづっただけではない。オーガニックなものを選んだ食生活や、独特な子育て方法なども記している。
今年1月には、30年近く所属していた事務所を辞めて独立した。あるテレビ局関係者は「本が売れたことで分かるように、まだまだ吉川を支持するファンは多い。こういう人たちを集めてオンラインサロンのようなことができないか、模索しているそうです。オーガニックの取り組みや、時期が来たらハワイでの集いなどができれば、という思いもあるみたい」。
オンラインサロンといえばホリエモンこと堀江貴文氏やキングコングの西野亮廣などの成功例が有名だが、吉川もそれに続く存在になるかもしれない?