【AT&Tバイロン・ネルソン】松山がマスターズ明け初戦は54位発進も…自らの偉業を改めて実感

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マスターズ制覇後、初実戦の松山(ロイター=USA TODAY)

【テキサス州マッキンリー13日(日本時間14日)発】米男子ゴルフツアー「AT&Tバイロン・ネルソン」初日(TPCクレイグランチ=パー72)、4月のメジャー「マスターズ」を初制覇後、約1か月ぶりの試合となった松山英樹(29=LEXUS)は5バーディー、1ボギーの68で54位だった。9アンダーのジョーダン・スピース(27)とJ・J・スポーン(30=ともに米国)が首位。

最終ホールの18番パー5で、3メートルほどのバーディーパットを沈めた松山は、ホッとしたような表情を見せた。「マスターズ」覇者として臨んだ最初の試合は、このバーディーでなんとかカットラインを上回る順位に上げて初日を終えた。

この日の前半はパーオン率100%。だが3~5メートルを決めきれず、6番パー4で2打目を1メートルにつけたのが唯一のバーディーだった。それでもインに折り返すとスイッチが入る。10番パー4は143ヤードからの2打目を約50センチにつけて「OKバーディー」。11番パー4は3メートルを決め、12番パー5は2オンに成功し、3連続バーディーとした。

ところが13番パー4で初めてパーオンを逃すと、アプローチも寄せきれずにボギーとしてしまう。この後はパーが続き、最後はバーディーで締めたものの「ショートゲームで苦労したラウンドだった」と振り返る。

松山は「毎ホール、毎ホール。ギャラリーが温かい声援を送ってくれて、マスターズチャンピオンとしてプレーするのはいいものだな、と思った」と、改めて自身の成し遂げた偉業の価値を知らされた。

直近10年で「マスターズ」を初制覇した選手たちの直後の試合での成績を見ると、予選落ちは2016年のダニー・ウィレット(英国)だけで、他選手はおおむね20位以内には入っている。やはりグリーンジャケットを着たからには、それなりの成績を出すことが期待され、それに応えている。ちなみに1997年は、タイガー・ウッズ(米国)が「マスターズ」を初制覇した次に出場したのがこの大会で、結果は優勝だった。

この日の松山はパーオンを逃したのは2ホールとショットが冴えていただけに、パットが改善されれば、巻き返しの可能性は十分にある。