信楽鉄道、衝突事故から30年

犠牲42人、コロナ禍の追悼

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信楽高原鉄道事故の現場近くの慰霊碑前で行われた追悼法要=14日午前、滋賀県甲賀市(代表撮影)

 滋賀県甲賀市(旧信楽町)で1991年に第三セクター信楽高原鉄道(SKR)とJR西日本の列車が衝突し、乗客ら42人が死亡した事故から14日で30年となった。コロナ禍の中、現場近くの慰霊碑前で感染対策をして追悼法要が営まれた。

 法要は鉄道側が主催。事故発生時刻の午前10時35分ごろ、SKRの列車が現場を通過し、警笛が鳴り響いた。

 訪れた遺族は1人、両社の社長らを含めても参列者は計7人。JR西の列車に乗っていた父を亡くした関西在住の80代男性は、黙とうして慰霊碑に花を供えた。「節目なので、最後のつもりで来た」と語り、うつむきながら足早に会場を後にした。

1991年5月14日、滋賀県の信楽高原鉄道で列車同士が衝突、42人が死亡した事故現場