【新型コロナ】横浜で3人死亡、138人感染 高校運動部でクラスター

横浜市役所

 新型コロナウイルス感染症を巡り、横浜市は14日、市内に住む70代~90代の男女3人が死亡したと発表した。また10歳未満~80代の男女138人の感染が新たに確認された。中等症1人、軽症119人、無症状15人で、3人の症状が分かっていない。うち77人の感染経路が不明という。

 市によると、90代女性はクラスター(感染者集団)が発生した「たちばな台病院」(同市青葉区)に慢性腎不全の治療で入院していたが、4月20日に陽性と分かり、27日に亡くなった。同病院に関連した感染者は21人で、死亡したのは2人目。

 80代女性は脳梗塞の治療のため、市内の病院に入院しており、22日に陽性と判明。転院先の病院で5月11日に死亡した。

 70代男性は自宅で7日に発症。入院中の10日に陽性と分かり、13日に亡くなった。がんの基礎疾患があった。

 市内の高校の運動部では、生徒2人の感染が判明。すでに同部内で生徒4人の感染が確認されており、市はクラスターと認定した。

 市が13日までに発表した患者の区別住所地発生状況は、次の通り(毎週金曜日更新)。

 ▽鶴見区=1852▽神奈川区=1572▽西区=852▽中区=1621▽南区=1880▽港南区=1453▽保土ケ谷区=1189▽旭区=1358▽磯子区=1082▽金沢区=1020▽港北区=2275▽緑区=971▽青葉区=1722▽都筑区=1083▽戸塚区=1462▽栄区=484▽泉区=704▽瀬谷区=577▽市外=1508

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