市内の銃撃事件が大幅増加 昨年より86%上昇とNYPD発表 <マンハッタン>

NYPDは10日、先週1週間で、8日にタイムズスクエアで4歳の少女ほか3人が負傷した事件を含む36件の銃撃事件が起き、43人の犠牲者が出たと発表。昨年同時期は15件、犠牲者は16人でその数は2倍以上となった。10日付ニューヨークポストが伝えた。市内での銃撃事件の集計は、新型コロナウイルス第1波中に始まり、1年以上上昇傾向にある。4月の発生件数は昨年の約3倍にのぼる。今年は現時点で451件、犠牲者数505人と2020年から86.8%上昇し、2019年の2倍となっている。殺人事件数も146件と昨年の115件から27%増加した。

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