【新型コロナ】ワクチン接種後、神奈川で3人死亡 2人の因果関係分析 アナフィラキシー12件

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 新型コロナウイルスのワクチン接種を巡り、神奈川県は14日、県内でこれまでに接種後に3人が死亡したと明らかにした。このうち2人は接種との因果関係を厚生労働省の専門部会が分析中。1人は因果関係がなかったという。年代や性別、基礎疾患の有無など詳細は公表していない。

 県は同日の県議会新型コロナ感染症対策特別委員会で、厚労省を通じて報告があった副反応の状況を説明。今月7日時点で、県内で接種した人の中から副反応の報告事例が311件あり、このうち12件で重いアレルギー反応のアナフィラキシーがみられたという。

 川崎修平氏(自民党)、近藤大輔氏(かながわ県民・民主フォーラム)への答弁。委員からは「正確な情報を広く伝えるよう努力してほしい」と求める声が上がった。

 厚労省の専門部会は副反応について「重大な懸念は認められない」と評価している。政府の集計によると、県内ではこれまでに米ファイザー製ワクチンを約22万5千人が接種した。

 県は副反応が疑われる症状が出た場合、接種に当たった医師やかかりつけ医のほか、県の専用コールセンターに相談するよう案内。4月末までに373件の副反応に関する相談があった。専用コールセンターは電話045(285)0719。

 一方、県はこの日の委員会で、県内の医療機関で保管期限が切れたワクチン2瓶を廃棄した事例があったと明らかにした。