バラ300本咲き競う 平戸・ANJINローズガーデン 30日までライトアップ

色鮮やかなバラが咲き競う「ANJINローズガーデン」=平戸市、崎方公園

 長崎県平戸市が昨年、英国出身のウィリアム・アダムス(日本名、三浦按針(あんじん))の没後400年を記念して崎方公園(大久保町)に整備したバラ園「ANJINローズガーデン」でバラ約300本が咲き競っている。
 按針は、徳川家康の外交顧問で同市で死去したとされる。バラ園は按針のものとされる墓所に隣接する広場約300平方メートルに整備。平戸城、平戸大橋などが見渡せる園内には、昨年末に国内の新品種として登録された「ウィリアム・アダムス」など約50種を植栽している。
 没後400年記念事業実行委は、15~30日の午後7時~9時、園内のライトアップを実施。16日は園を管理する平戸バラ会がバラ展(午前10時~午後3時)を初めて開き、バラ苗やローズティーなどを販売する。

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