諫早市議会は14日、臨時会を開き、退任する西村暢彦教育長の後任に、元県立高校長で、鎮西学院大（同市）学長補佐などを務めた石部邦昭氏（68）を任命する人事案に同意した。任期は18日から、西村氏の残任期間の2年間。
石部氏は早稲田大教育学部卒。県立高教諭となり、諫早高兼同校付属中校長などを歴任した。退職後は長崎大教育学部教授、県立長崎図書館長などを経て今年4月まで鎮西学院大学長補佐を務めた。
宮本前市政時代に就任した西村氏は2期目の任期を2年残していたが、辞職の意向が示されていた。このほか、市教育委員の任期満了を迎える秀島はるみ氏の後任に中野高子氏（50）を任命する人事案にも同意した。任期は18日から4年間。
14日は総額1億4600万円の本年度一般会計補正予算案も可決。多良見クリーンセンター解体工事費、上宇戸橋公園線道路改良事業費（いずれも継続事業）を計上した。補正後の本年度一般会計予算額は607億8500万円（前年同期比23.6％減）。
