エンゼルス逆転負けで借金5 大谷11号含む2安打の活躍

【エンゼルス3-4レッドソックス】@フェンウェイ・パーク

エンゼルスは2点ビハインドの6回表に大谷翔平が左翼のグリーン・モンスターを越える11号ソロを放って1点差に詰め寄ると、7回表一死2・3塁からホゼ・イグレシアスの2点タイムリー二塁打で逆転に成功。ところが、2番手のトニー・ワトソンが直後の7回裏にボビー・ダルベックに4号2ランを被弾し、3対4で逆転負けを喫した。エンゼルスはこれで3連敗。大谷の活躍もチームの勝利にはつながらず、借金は今季ワーストの5となった。

エンゼルスがグリフィン・キャニング、レッドソックスがニック・ピベッタの先発で始まった一戦は、2回裏にハンター・レンフローの5号2ランでレッドソックスが先制。その後は両先発の好投が続いたが、6回表にエンゼルスが大谷のリーグトップに並ぶ11号ソロで1点を返した。7回表にはエンゼルスがリードを奪ったものの、7回裏にレッドソックスがダルベックの一発で逆転。8回表を3番手のアダム・オッタビーノが2三振を含む三者凡退、9回表を4番手のマット・バーンズが3者三振に抑え、レッドソックスは1点のリードを守り抜いた。

大谷は「2番・DH」でスタメン出場し、1回表の第1打席でグリーン・モンスターを直撃する今季10本目の二塁打。3回表の第2打席は空振り三振に倒れたが、6回表の第3打席でグリーン・モンスター越えの11号ソロを放った。8回表の第4打席は空振り三振に終わり、この日は4打数2安打1打点。本塁打ランキングでホゼ・ラミレス(インディアンス)と並ぶリーグトップタイに浮上し、打率は.264、OPSは.909となった。

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