中国地方で梅雨入り 史上2番目の早さ

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 気象庁は15日、中国地方が梅雨入りしたとみられると発表した。統計がある1951年以降、2番目の早さ。この先1週間は雨天が続く見込みで、同庁は土砂崩れや川の氾濫に注意を呼び掛けている。

 広島市中心部では午後、一時雨脚が強まった。中区の本通り商店街の周辺では、家族連れやカップルたちが傘を手に行き交った。同区の主婦大平尚子さん(56)は「これから雨が増える時季なので、災害への備えをあらためて確認したい」と話していた。

 梅雨入りは広島、岡山、島根、鳥取の4県で平年より22日、昨年より26日早い。山口県は平年より20日、昨年より27日早かった。これまで最も早い梅雨入りは、広島など4県は63年の5月8日ごろ、山口県は54年の5月13日ごろ。

 同庁によると、例年より早い時期に太平洋高気圧が強まって梅雨前線が北上。前線が中国地方に停滞する日が増え、梅雨入りが早まったという。気温は平年より高く、蒸し暑い日が多くなる見込みで、熱中症対策も必要となる。

 平年の梅雨明けは5県とも7月19日ごろ。昨年は広島など4県が同31日ごろ、山口県が同30日ごろだった。(藤田龍治)