【バレーボール】ミラノの石川祐希 コロナ禍の中で帰国した“男気”

リモート会見に臨んだ石川祐希(所属事務所提供)

バレーボール男子日本代表のエースで、来季もセリエAミラノでプレーすることが決まった石川祐希(25)が15日、リモート会見に応じ、来季への抱負を語った。

今季はミラノの主力としてプレー。リーグ6位、欧州カップ戦のCEVチャレンジカップで優勝など、チームに貢献した。「今季は自分の可能性がまだあると感じたシーズンだった。まだまだいけるなと感じたので、来季も期待していただきたい。もっとパフォーマンスを上げられる自信があるので楽しみです」と、ミラノ2シーズン目へさらなる大暴れを予告した。

先月末に帰国しており、自主待機を経て、日本代表として臨むネーションズリーグ(28日開幕、イタリア)の強化合宿に参加する。イタリアに残れば隔離もなくコンディションは保てたが「主将としてチームを見ておきたかったし、監督(中垣内)からも来てほしいという声があった」と、あえて帰国の道を選ぶ〝男気〟を見せている。

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