【WWE】コービンの王冠を奪った中邑が〝リアルキング〟に「俺は王者だ!」

キング・コービンから王冠を奪った中邑真輔-((C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州タンパ14日(日本時間15日)発】〝キング・オブ・ストロングスタイル〟の異名を取るWWEの中邑真輔(41)が「リアルキング」になった。

スマックダウン大会では、先週の10人タッグ戦で逆転負けを喫したキング・コービン(36)とシングルで対戦。「俺たち2人のキングダムが激突する。生き残るのは俺の方だ!」と意気込んだ中邑は、スピンキックやバイブレーションで攻め込んだ。

さらにライダーキックから飛びつき式のアームバーで捕らえ三角絞めに移行したが、パワーに勝るコービンにそのまま押さえつけられて3カウントを献上。先週に続き、またしても屈辱の敗北を喫した。

〝事件〟が起きたのは試合後だった。蘇生した中邑はハイキックからのキンシャサ・ニー・ストライク(ボマイェ)でKOにするや、コービンの代名詞でもある王冠を奪い去ってしまった。

目標に定めるローマン・レインズ(35)が保持するユニバーサル王座より先に王冠を奪取した中邑は、鏡を見ながら「俺は王者だ。キング・オブ・ストロングスタイルがついに戻ってきた」と英語でつぶやき、悦に入っていた。

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