キャンプの醍醐味といえばキャンプ料理!くつろぐ家族を横目にせっせと料理を作って片付けをするのも、子どもたちの笑顔を見れば全く苦にならないものですよね。でも、作ったご本人は全然食事をしていない、なんてことはありませんか?深夜、子どもたちが寝静まった後にこそ、メインの“夜食タイム”を楽しんでみてはいかがでしょう。今回は、定番のお菓子やインスタント食品を使った『深夜のB級グルメ』をご紹介します。※本記事は2016年に発売された「fam 2016 vol.4」の特集企画に加筆・修正を加え再構成したものです。
子どもたちを満足させたあと深夜に作る『B級グルメ』 子どもも大人も大満足のキャンプに!
キャンプ料理の準備から提供、片付けまで、ちょっとめんどくさいと感じることでも、子どもたちが美味しそうに残さず食べてくれたり、笑顔いっぱいで「美味しい」と言ってくれたりしたら、心から嬉しくなりますよね。
でも、作った本人が全然キャンプ料理を食べられず、小腹がすいた状態に……!なんてことも。
そんなときは、子どもたちが寝静まったあとの深夜の時間にB級グルメを作って味わいましょう。
子どもたちが食べなかったお菓子やインスタント食品をB級グルメにアレンジ!
子どもや家族に食べさせることで尽くした結果、満腹にならなかった人の小腹を満たすのが深夜のお夜食タイムです。
子どもが食べ残したお菓子や、使わなかったインスタント食品・食材などがあれば、組み合わせ次第ではかなり豪華なメニューを作ることができます。
fam_mag編集長である、槻 真悟のお気に入りメニューは『カンタン雑炊』。ベストの組み合わせは、ワンタンの玉子スープ味に非常食用のおにぎりを入れて崩したもの。ちなみにおにぎりの具は、鮭や昆布がおすすめ。のりは最後に千切ってかければ、パリパリの状態で美味しくいただけます。
さらに、子どもたちが残したポテチを入れても◎!ポテチを入れることで、揚げ玉のような食感が加わって、簡単にグレードアップすることができますよ!ポテチではなく、かっぱえびせんにすると、ほんのりと磯の香りが感じられなおよし!
小腹をしっかり満たしてくれて、残り物は綺麗に処分することができ、みんなが幸せになりますね。
深夜のB級グルメ品評会! fam_mag読者が考案したB級グルメをパパ芸人・タケトと娘が実食
キャンプ好きなら誰もがひとつは持っている「B級グルメの自信作」。SNSでの呼びかけで集まったレシピを、パパ芸人・タケトと娘が実食!
条件は以下の5つ。
- うまいことが絶対条件
- 手間なく簡単に作れる
- 子どもも喜ぶ
- 酒のおつまみにもなる
- 意外性がある
これらを条件に、パパ芸人・タケトがランク付けをしました。ぜひ真似してみてくださいね!
第10位『うまい棒の鳥唐揚げ』
うまい棒(3本)を粉末状にして片栗粉(大さじ3)をプラス、鶏肉(200g)にまぶして焼くだけの揚げない『うまい棒の鳥唐揚げ』レシピ。
様々な味のうまい棒を使って、いろんな味わいを楽しむのもいいですね!
第9位『さきいかのかき揚げ』
大人のおつまみでもあるさきいか(25g)を、余った野菜と小麦粉(大さじ3)、水(適量)で合わせ、油(大さじ2)で揚げ焼きに。あっという間に『さきいかのかき揚げ』が完成です!
さきいか味が良いアクセントになりますが、子どもは噛み切るのが大変かも……!
第8位『目玉チーズ肉まん』
想像以上に美味しい『目玉チーズ肉まん』。
冷蔵肉まん(1個)のてっぺんに黄卵(1個分)が入る穴を開けて、ケチャップ(少々)を流し込み黄卵を落とします。肉まんを覆うようにスライスチーズ(1枚)で蓋をして、ダッチオーブンに少量の水と網を置き、その上に肉まんを置いて蒸します。チーズが柔らかくなって黄卵が固まれば完成です!
ちょっと手間はかかるのですが、実際にコンビニで売っていたら売れそうなくらい美味しいですよ!
第7位『サッポロ一番塩らーめんのもんじゃ』
意外性抜群な『サッポロ一番塩らーめんのもんじゃ』。ボウルに小麦粉(20g)と水(300ml)、ラーメン粉末スープ(1/2)を入れて混ぜ合わせます。ここにみじん切りにした野菜(適量)と砕いた麺(半量)も加えます。あとはもんじゃ焼きを焼く要領と一緒!
生地がグツグツしてきたら、土手を崩して薄く伸ばし、縁の方から剥がすようにして食べましょう!
第6位『餃子の皮で作るピザ』
『餃子の皮で作るピザ』は、餃子の皮(4枚)にケチャップ(小さじ4)とチーズ(適量)、余った食材(適量)をのせて焼くだけのシンプル調理。なのに味は抜群に美味しいのがポイントです。
のせる具合によって味わいがガラッと変わるので、いろんな食材をのせて様々な味を楽しむのもおすすめです!カリッとしたクリスピーなミニピザは、子どもたちも大喜びしますよ!
第5位『じゃがりこポテトサラダ』
まるで本物のじゃがいもを使っているような柔らかさの『じゃがりこポテトサラダ』。じゃがりこ(1パック)をお湯(大さじ5)でふやかし、マヨネーズ(小さじ4)と鮭フレーク(小さじ4)を混ぜ合わせれば完成!
ほんの少しカリッとした食感が楽しめるのもクセになりますよ!
第4位『ツナチーズのとんがりコーン包み』
子どものおやつはもちろん、大人のおつまみにも大人気なのが『ツナチーズのとんがりコーン包み』です。
油をよく切ったツナ缶(1缶)に醤油(小さじ3)とピザ用チーズ(30g)を加え、それをとんがりコーン(1パック)に詰めていきます。アルミ箔を敷いたフライパンや鉄板で火を通し、表面に軽く焦げ目がついたら完成です!
いつも食べているお菓子がさらに美味しく大変身するので、手が止まらなくなることうけあい!
第3位『たまごかけご飯のライスバーガー』
BBQで余ったお肉や使わなかった食材などを美味しくアレンジしましょう!
ご飯(150g)にたまご(1個)と醤油(小さじ1)を入れてたまごかけご飯を作ります。それを2分割し円盤形に成形して焼き、余った食材(野菜やBBQで残ったお肉など)をフライパンで温めて、ライスで挟みます。チーズ好きな人はチーズ(1枚)を入れると◎!あっという間に『たまごかけご飯のライスバーガー』の完成。
たまごかけご飯を使っているので、外はパリパリ、中はもっちりとした食感に。
第2位『きのこチーズリゾット』
ミルク仕立てのきのこのポタージュ(1袋)とご飯(100g)を合わせるだけの『きのこチーズリゾット』。これだけでも間違いなく美味しいのですが、さらにチーズ(20g)をトッピングすれば最高の贅沢っぷりに。適量のパセリをのせることで見栄えも良くなります!
万人受けする味わいなので、失敗せず簡単な料理を作りたい時にもおすすめですよ!
第1位『わかめスープのカルビクッパ』
堂々の第1位は『わかめスープのカルビクッパ』です。わかめスープ(1人分)にご飯(200g)とBBQで余ったお肉(適量)を入れて、お好みでラー油(適量)をかければ完成の簡単調理。
BBQで余ったお肉を入れると、肉の旨味とコクがプラスされ、美味しさがグンとアップしますよ!子どものご飯にも、大人の夜食や飲みの締めにもぴったりです。
あま〜いB級グルメデザート部門 ヨメや子どもに作ればパパの株も急上昇!?
深夜のB級グルメは食事系だけではありません。美味しいデザートも作れちゃいますよ!
第5位『アポロマシュマロ』
アポロ(1箱)を湯煎で溶かし、マシュマロ(50g)を絡めるだけの簡単デザート『アポロマシュマロ』。
冷めるとすぐに固まるので、そこだけ注意してくださいね!
第4位『ミルクココアフレンチトースト』
『ミルクココアフレンチトースト』は、ボウルに牛乳(100ml)とたまご(1個)、砂糖(適量)を入れて混ぜ合わせ、ココアパウダー(大さじ1)も加えます。ダマにならないよう気をつけながら混ぜ合わせましょう。
半分、もしくは1/4にカットした食パン(2枚)を浸してよく染み込ませます。熱したフライパンにバター(30g)を入れて溶かし、軽く水分を切ったパンを並べて両面焼けば完成!
朝食にもおすすめですよ〜!
第3位『カントリーマアムディップ』
カントリーマアム(1枚)とクリームチーズ(30g)を混ぜ合わせて完成する『カントリーマアムディップ』は、パンと相性抜群です!
でも結構甘めなので、大人が楽しむときは辛口のワインと合わせるのがおすすめです!
第2位『餅チョコ巻きスティック』
板チョコ(1/4程度)をスライス餅(2枚)の幅に割って挟んでから、春巻きの皮(1枚)で包み水を塗って留めます。薄く油を引いたフライパンでカリカリになるまで焼けば『餅チョコ巻きスティック』完成!
パリパリともちもちの新食感が斬新で、甘さもちょうどよくおすすめです!
第1位『マシュマロキャラメルポップコーン』
自家製キャラメルの甘さが塩味といい塩梅で調和する『マシュマロキャラメルポップコーン』。
弱火で熱したフライパンにバター(30g)を溶かし、マシュマロを投入。マシュマロが完全に溶けて薄茶色になるまで熱します。薄茶色になったら火を止めて、マシュマロが固まらないうちにポップコーン(30g)を入れ、絡めたら完成です!
映画館で食べるキャラメルポップコーンと遜色ない味わいに。
お菓子やインスタント食品を使った深夜のB級グルメをぜひキャンプで試してみて!
今回は深夜の夜食タイムで簡単に調理できるB級グルメをご紹介しました。
美味しいこと、手間なく簡単に作れること、子どもも喜ぶことなどが絶対条件のレシピ。
ぜひこれからキャンプへ行かれる方はご参考にしてくださいね!
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