最後のイスを奪取する。１６日に無観客で開催される立ち技打撃格闘技イベント「ＲＩＳＥ ｏｎ ＡＢＥＭＡ」で、溜田蒼馬（２３）と対戦する政所仁（２２）が必勝を誓った。
この試合の勝者は、７月１８日のエディオンアリーナ大阪第１競技場大会で開幕する「ＲＩＳＥ ＤＥＡＤ ＯＲ ＡＬＩＶＥ ５３キロ級トーナメント」に出場できる。同トーナメントにはすでに７選手の出場が決定。その面々も、現ＲＩＳＥ５３キロ級王者の大﨑一貴をはじめ、前王者・田丸辰やＲＩＳＥ初登場となる石井一成、江幡睦、滉大、さらに５５キロを主戦場に戦っていた志朗も階級を落としてくるなど豪華なメンバーが集う。
そのメンバーを見た際の心境を政所は「強くてやばいとは思ったが、ここに最初から入れなかったのは悔しいし、ムカつく。明日勝って絶対出なきゃならない」と語り気持ちを引き締めた。
猛者ぞろいのトーナメントだけに、ただ単に最後の１枠を取って出場とは考えていない。「無観客でもあるので画面越しでも伝わるような、速くて迫力のある試合にしたい。一発ももらわず圧倒して勝つ。待っとけよとアピールする」と闘志を燃やす。最後の男にふさわしく派手に殴り込みをかけるつもりだ。
