大相撲夏場所7日目(15日、東京・両国国技館)、大関に復帰した照ノ富士(29=伊勢ヶ浜)が関脇隆の勝(26=常盤山)をはたき込んで初日から7連勝。幕内で唯一の全勝をキープした。
過去1勝2敗と苦戦していた相手を下した取組後は「良かったと思います。(毎日)やることは変わらないので、精一杯やっているだけ」と納得の表情を浮かべた。この日は4大関が揃って白星を挙げたが、強さは頭一つ抜けている印象。15日間の折り返しを前に「(場所の)半分もいっていない。これからです」と気持ちを引き締めた。
幕内後半の審判長を務めた高田川親方(54=元関脇安芸乃島)は「すごく気合が入って充実している。(中日以降も)今までのように前に出て圧力をかけていえけば、このままいくのでは」と話した。