試飲や酒蔵見学で日本酒の魅力体感 平戸・森酒造場が蔵開き

蔵開きで新酒の試飲を楽しむ来場者=平戸市、森酒造場

 長崎県平戸市新町の酒造会社、森酒造場で15日、蔵開きが始まり、新酒を求めて、市内外から来場者が訪れた。16日まで。
 同社が地元産の酒米などで昨冬から仕込み、仕上げた新酒を愛好者に披露する春の恒例行事。蔵開き限定日本酒「飛鸞(ひらん)40 雫(しずく)しぼり」を数量限定で販売している。来場者は試飲、酒蔵見学などで日本酒の魅力を体感。家族で訪れ、試飲を楽しんだ平戸市内の主婦(35)は「試飲したお酒はどれも飲みやすく、女性が好みそう」と話した。
 同社酒蔵「明治蔵」では同市田平町の写真家、浜崎さわこさんのバラをモチーフにした写真展を実施(6月末まで)。新型コロナウイルス感染拡大の影響でライブなど一部のイベントは中止した。

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