【夏場所】〝パンの山〟明瀬山が右下顎骨骨折で初休場 前日まで取材応じるも11日に負傷していた

明瀬山

大相撲夏場所8日目(16日、東京・両国国技館)、幕内明瀬山(35=木瀬)が休場を届け出た。この日、日本相撲協会に「右下顎骨骨折で5月場所休場を要する」との診断書を提出。2008年初場所の初土俵以来、初の休場となった。

診断書によると、3日目の11日に負傷していたという。前日の取組後にはリモートで取材に応じていた。今場所はここまで1勝6敗。この日対戦相手の幕内天空海(30=立浪)は不戦勝となる。

明瀬山は胸と腹の肉が垂れ下がる独特の体形で、肌の質感がパンに似ていることから「パンの山」の異名もある。温厚な性格で周囲からイジられる愛されキャラが無念のリタイアとなってしまった。

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