国際的な活躍を続ける日本人トップダンサー"仲万美"初主演映画『ドリームズ・オン・ファイア』オンライン初日舞台挨拶!

仲万美初主演映画『ドリームズ・オン・ファイア』は、本日5月15日(土)よりシアター・イメージフォーラムほか全国順次公開。初日を記念して、シアター・イメージフォーラムにて主演・仲万美、出演・髙嶋政宏、そしてカナダのモントリオールからフィル・メッキー監督が出演する、オンライン舞台挨拶を開催した。

映画『ドリームズ・オン・ファイア』オンライン初日舞台挨拶

<日 時> 5月15日(土) AM 10:20の回 (上映後舞台挨拶 12:25〜12:40) <場 所> 東京:シアター・イメージフォーラム <リモート出演者> 主演:仲万美、出演:髙嶋政宏、フィル・メッキー監督

映画「ドリームズ・オン・ファイア」オンライン初日舞台挨拶が15日、東京・渋谷のシアター・イメージフォーラムで行われ、主演の仲万美、共演の髙嶋政宏(※「高」は正式には「はしごだか」)、メガホンをとったフィル・メッキー監督が出席した。 本作は、世界の第一線で活躍するトップアーティストたちが情熱の渦を生むアーバンダンスムービーで、ダンサーになる夢を実現するため、家族の反対を押し切り上京したユメ(仲)が、個性溢れるダンサーたちとのレベルの差に衝撃を受けながらも、目標を達成させるために努力を惜しまず、たくさんの人たちと出会い、先の見えない夢と現実の狭間でもがきながらダンスを続けていく姿を描く。 マドンナのバックダンサーとしてワールドツアーに同行し、椎名林檎や加藤ミリヤ、BoAなどのアーティストとの活動も共にするなど、国際的な活躍を続ける日本人トップダンサーである仲は、本作で映画初主演を果たしたが、映画出演2回目にして主演のオファーに「正直、疑いました」といい、「2回目にして主演というのはいいんですか?という疑いがあったんですけど、フィルが書いた脚本を読んだときに、“これは僕しかできないな”と思って、疑いや不安がコロッとなくなりましたね」と当時の心境を回顧した。 また、ユメのバイト先の店長役を務めた髙嶋は「フィル・メッキーの短編を見たときに“この人はすごい”と思って、この人の作品だったら内容に関係なく出ようと思っていました。しかも主演が万美で、万美のダンスの映像を死ぬほど見ていたので、万美と同じ空気が吸えて幸せでした」と髙嶋節で挨拶し、仲のすごいところを聞かれると「ダンサーの役なので嘘がなくて説得力がある。はっきり言って、初めてダンスの映画で寒くなかったんですよ。しかも万美の演技が自然だし、ユメと万美が同じというか、生まれてきてから今までの感情で演技をしていたので、フィルとの組み合わせもよかったんじゃないですかね。フィルも(自然な演技を引き出すのが)上手いんでしょうね」と大絶賛。 続けて、髙嶋は撮影が1日のみだったことを残念がりつつも「それが逆に集中できましたね。かなり濃密な1日で、撮影現場が僕がよく行く歌舞伎町だったですけど、僕がよく行くのは通り2本くらい隔てたSMエリアで、(撮影は)2本内側のホストエリアだったのでちょっと緊張しました」と打ち明けて笑いを誘った。 さらに、印象に残っているダンスシーンを尋ねられた仲は「僕は実はSMのところ(SMバーでのパフォーマンス)が忘れられないですね(笑)。あのお店は本当に実在するSMバーで、ショータイムもあるお店なんです」と答え、「すごく興味があって、実際に撮影の前にフィルと一緒に偵察に行ったんですけど、すごくドキドキしましたし、ここで働きたいって思いました(笑)」と吐露。これに髙嶋は「あそこは僕が常連のお店で、ボトルも入っているんですけど、あそこに行ったんだったら、次は歌舞伎町に行かないと。でも、あそこで働いている人はダンスの先生だったりプロなんですよね」と紹介すると、仲は「あのシーンは今でも刺激的というか、それを超えてくるダンスはまだ出会ってないですね。とてもそそられました」と目を輝かせた。 そして、本作はグラスゴー映画祭にてワールドプレミアとして出品され、仲の演技、ダンス、監督が描き出す世界観が大絶賛されたが、仲と髙嶋に出演をオファーした理由を聞かれたフィル監督は「万美さんのことは長い間、見させていただいていて、パフォーマンスやスタイルが素晴らしいなと思っていました。その素晴らしさをこの作品を通してぜひ見せたいと思いました」と答え、「髙嶋さんは、役者としてのキャリアもものすごく長いですし、加えて音楽について深いところまで知っていたり、いろんな趣味をお持ちで、そういった人柄にも興味があったので、今回ご一緒できて嬉しかったです」と笑顔を見せた。 そんなフィル監督との思い出を聞かれた仲は「『万美がやりたいようにやっていいよ』って言ってくれて、なんでもOKにしてくれて、というのもフィルが私のことを信頼してくれているし、愛もたくさんくれるので、自分もそれを返してあげようってやりとりを毎日していました」と明かし、髙嶋は「俳優の気持ちの準備ができていないのを一瞬で見抜くんですよ。あと、瞬時に何が良くて、何がいらなかったか言ってくれるんです。さらに、みんなが緊迫するような間を与えないので、演技が凝り固まる瞬間がないし、リアルじゃない感じには絶対にさせないで、生な感じを出すのがすごく上手い。素晴らしいなと思いました。最高でした」と称えた。 最後に、メッセージを求められた仲は「ユメちゃんはとてもダンスが好きで、僕もダンスが大好きで、だから笑いながら踊るし、悔しくて泣くし、挫折してもまた立ち上がるし、それって本能のままで生きていると思うんですよ。気持ちに正直に生きていると思うんです」としみじみと語り、「人って感情を隠していくように成長しているなって思ってしまうんですけど、ユメちゃんが踊っているときや、踊り終わったあとに、正直な気持ちが出てしまって、お芝居抜きで仲万美の表現になってしまったところが多々あります。そこをまた皆さんに見ていただけたらいいなと思っていて、こんなご時世だからこそ、気持ちも自粛してしまったら本当にダメだと思うんですね。だからこそ、何度もこの映画を見て、露骨に喜怒哀楽が出るユメちゃんを見て、正直に生きようとか、本能のままでいようとか、泣きわめいたり怒ったりしていいんですよ。そうやって気持ちを隠さず正直になっていただけたらいいなって思います。何度もこの映画を見て、忘れそうな感情を取り戻してほしいなって思います」と言葉に力を込めた。

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