巨人・今村が3回2失点で降板 突然のアナウンスにスタンドどよめく

3回2失点で降板した今村

巨人の今村信貴投手(27)が16日の阪神戦(東京ドーム)に先発するも、3回2失点(自責1)で降板した。

立ち上がりの悪さがこの日も目立った。長嶋茂雄終身名誉監督(85)が見守る中、しっかりとゲームメークを果たしたい左腕だったが、初回から3回まで3イニング連続で先頭打者に安打を放たれるなど苦しい投球。2点リードの3回には近本の適時打と吉川の失策などから2点を失い、同点を許した。

事態が動いたのは4回。今村はマウンドに姿を現さず、ここでドラフト1位ルーキー・平内への交代が場内にアナウンス。〝原采配〟か、何かしらのアクシデントが起きたか現時点で詳細は不明だが、突然の交代劇にスタンドからはどよめきも上がった。

なお、バトンを託された平内もピリッとせず、陽川の勝ち越し2ランを含む4失点で途中交代。原巨人には思わぬ誤算が続いた。

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