PAOK香川真司はリーグ最終戦で復帰か 最終調整でフルメニュー消化

香川真司

ギリシャ1部PAOKの元日本代表MF香川真司(32)が、今季中に実戦復帰する可能性が高まってきた。

練習中の太ももの負傷で4月中旬からリハビリを行ってきた香川。部分的にチームへの練習に合流していたが、リーグ戦プレーオフの最終戦となるアステラス戦を前にした最終調整でフルメニューを消化してベンチ入りする公算が高くなった。

ギリシャ紙「スポルタイム」は「香川真司が通常のトレーニングを行い、次の試合(アステラス戦)とギリシャカップ決勝が考慮されている。今日のトレーニング中にも笑顔があった」と報じた。

香川はすでに約2か月半にわたって実戦から遠ざかっており、首脳陣も慎重に状態を見極めていく方針。まずは16日のアステラス戦でベンチ入りして様子を見つつ、シーズン最終戦となる22日のオリンピアコスとのギリシャカップ決勝で出番をうかがうことになりそうだ。

一時は今季中の復帰も危ぶまれた香川だが、ギリギリで間に合いそう。大舞台で鮮烈な復活劇が見られるか期待が高まる。

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