デジタルドリルで実証事業 理解度を“見える化” 佐世保・九文小中校

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成果を共有し、発展させていくことを確認したオープニングイベント=佐世保市花園町、九州文化学園小中学校

 長崎県佐世保市の九州文化学園小中学校(百津眞人校長)は本年度、ICT(情報通信技術)を活用した効果的な教育につなげようと、デジタルドリル「navima」を使った実証事業に取り組む。データに基づき、児童や生徒の苦手分野を洗い出すなどし、学びをサポートする。
 タブレット端末を小中学生1人1台配備する「GIGAスクール構想」が完了し、本年度からICTを使った新たな学びが本格的に開始。ICTをどのように活用し、成果につなげるかが教育現場に課された課題となっているという。
 「navima」は、凸版印刷(東京)がサービスを提供。小中9学年の5教科に対応する。これまで児童生徒の理解度の把握は教諭の経験に頼る面が大きかったが、「navima」はAI(人工知能)がドリルの正答率などから一人一人の理解度を“見える化”。苦手分野の克服を後押しする。
 オープニングセレモニーが11日、同校であり、関係者らが成果を共有し、より発展させることを確認した。百津校長は「児童、生徒の夢をかなえ、希望する進路につなげていきたい」と話した。