【がんばれ!郷土力士】遠藤巧みに6勝 夏場所2敗堅持、後半へ 輝、炎鵬はともに黒星

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 大相撲夏場所(両国国技館)8日目の16日、西前頭8枚目の遠藤が東前頭6枚目の英乃海を上手出し投げで破って6勝目を挙げた。日大の1学年上の先輩を巧みに転がし、涼しい顔で2敗を守って折り返した。西前頭9枚目の輝、東十両筆頭の炎鵬はともに黒星を喫した。

 遠藤は英乃海と5年ぶりの対戦。巧みな左巻き替えで左四つとなると、すかさず体を開いて投げ捨てた。休場明けを感じさせないキレのある相撲で白星を重ねてきており、2敗でトップを追う人気力士が後半の土俵で存在感を高めてきそうだ。

 輝は西前頭14枚目の千代大龍に逆転負けで、5敗目となった。千代大龍の右張り差しに構わず、右喉輪で押し込む。輝の相撲だったが最後の詰めで腰が高く、足が流れた。相手の捨て身の右突き落としで一瞬早く転がった。

 炎鵬は、西十両6枚目の佐田の海との一番で驚異の粘りをみせて取り直しに持ち込んだ。2度目の取組では低く当たって懐に潜り込もうとするも、突き、押しで起こされ、ずるずると後退し、押し倒された。7敗とし、後がなくなった。

 遠藤、輝、炎鵬は取組後のリモート取材には応じなかった。

 東十両4枚目の豊山(新潟市出身、金沢学院大附属高OB、時津風部屋)は同3枚目の白鷹山に押し出され、3敗目。西十両4枚目の大翔丸(大阪市出身、同、追手風部屋)は東十両7枚目の常幸龍を押し出し、今場所初めての連勝とした。