【WWE】アスカが惜敗 ロウ女子王座トリプルスレッド戦は王者リアが防衛

ロウ女子王座トリプルスレッド戦は王者リア・リプリー(中)がアスカ(右)を退けた。左はシャーロット・フレアー((C)2021 WWE, Inc. All Rights Reserved.)

【フロリダ州タンパ16日(日本時間17日)発】WWEのPPV大会「レッスルマニア・バックラッシュ」が開催され、ロウ女子王座トリプルスレッド戦は王者リア・リプリー(24)に“女帝”こと前王者アスカ(39=華名)、女王様ことシャーロット・フレアー(35)が挑んだ結果、王者がアスカから3カウントを奪って防衛に成功した。

アスカは開始から女王様に裏拳を見舞い、王者にヒップアタックを叩き込む。その後は3人が場外でもつれる展開を抜け出してシャーロットが優位に立った。奮起した女帝がキック連打から飛びつき式アームバー。ここはリアがカットに入る。

それでもアスカは女王様にジャーマン連打からスライディングニー。最上段から王者にミサイル弾、エプロンでもニーを叩き込む。ここで女王様が最上段から場外へ月面水爆を放つも、王者とアスカはダブルの雪崩式脳天砕きで譲らない。

すると女王様は背後から2人にまとめてナチュラルセレクション(回転式カッター)。アスカは女王様にアスカロックを狙うも、回避されて逆にエプロン越しにビックブーツをまともに食らう。このチャンスを逃さず、リアが背後から捕獲して必殺のリップタイド(変型バスター)一撃。大混戦に終止符を打って王座防衛に成功した。

アスカは終始優位に試合を進めていただけに惜しい敗戦となった。

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