【フロリダ州タンパ16日(日本時間17日)発】WWEのPPV大会「レッスルマニア・バックラッシュ」が開催され、ロウ女子王座トリプルスレッド戦は王者リア・リプリー(24)に“女帝”こと前王者アスカ(39=華名)、女王様ことシャーロット・フレアー(35)が挑んだ結果、王者がアスカから3カウントを奪って防衛に成功した。
アスカは開始から女王様に裏拳を見舞い、王者にヒップアタックを叩き込む。その後は3人が場外でもつれる展開を抜け出してシャーロットが優位に立った。奮起した女帝がキック連打から飛びつき式アームバー。ここはリアがカットに入る。
それでもアスカは女王様にジャーマン連打からスライディングニー。最上段から王者にミサイル弾、エプロンでもニーを叩き込む。ここで女王様が最上段から場外へ月面水爆を放つも、王者とアスカはダブルの雪崩式脳天砕きで譲らない。
すると女王様は背後から2人にまとめてナチュラルセレクション(回転式カッター)。アスカは女王様にアスカロックを狙うも、回避されて逆にエプロン越しにビックブーツをまともに食らう。このチャンスを逃さず、リアが背後から捕獲して必殺のリップタイド(変型バスター)一撃。大混戦に終止符を打って王座防衛に成功した。
アスカは終始優位に試合を進めていただけに惜しい敗戦となった。