ヘンリー王子の父・チャールズ皇太子批判に英王室側近が激怒「すべての王室称号を返上せよ」

ヘンリー王子とメーガン妃(ロイター)

英王室の側近もついにキレた!ヘンリー王子が先週、米人気ポッドキャストに出演し、父親チャールズ皇太子が自分を苦しめ続けたなどと猛批判したことに王室の上級職員が反応。王子夫妻に対し、さっさと称号を返上するよう強く求めた。

ある上級職員は英紙デーリー・メールに「エジンバラ公(フィリップ殿下)が亡くなったばかりのこんな時期に、女王に対して(ヘンリー王子は)よくこんな事ができるなと国民は呆れている」と語り、憤った。

その上で、公爵の称号を含む残り全ての王室タイトルをすぐにも放棄するよう訴え、「サセックス公(ヘンリー王子)はこれまで自分は一般市民と何も変わらないと強調し、自分を傷つけたという王室を攻撃してきた。もしそれほどまで嫌いなら、そんな組織の称号なんていらないだろうと皆思っている」と吐き捨てた。

ヘンリー王子は13日、米映画監督で俳優のダックス・シェパードと女優モニカ・パッドマンのポッドキャスト番組「アームチェア・エキスパート」に出演。チャールズ皇太子は「自分が両親に扱われたように私を扱った」とし、親に傷つけられたことを今度は自分の息子にしたと非難した。

そのため、自分は王室の〝負の連鎖〟を断ち切ると断言し、自分は子供たちに同じ苦しみを与えないとした。

この一連の発言に王室の側近が反応したものだが、バッキンガム宮殿の上級職員が、離脱したとはいえ王族を糾弾することは異例だという。

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