ひろしまHERO調査隊「イズミメイプルレッズ 板野陽選手」

日本ハンドボールリーグで8度の優勝を誇る女子ハンドボール国内屈指の強豪『イズミメイプルレッズ』のゴールキーパー・板野陽(みなみ)選手。

2020-21年シーズンは、リーグ“最優秀選手賞”を獲得。
東京五輪の代表候補にも選ばれているメイプルレッズの守護神です。

イズミメイプルレッズ・板野陽選手

板野選手―
ディフェンスとの連携の中で、自分がシュートを安定的に阻止することが、自分の持ち味だなと思います。

板野選手のすごさが、シュートの阻止率。
一般的に40%を超えると一流とされる中、昨シーズンは驚異の46.4%を記録。
シュート阻止率賞も受賞しました。

板野選手―
コミュニケーションが大事だと思うので、練習中からディフェンスと話すことを意識しています。

驚異のシュートの阻止率を誇る板野選手

そんな板野選手について、大学時代から同じチームでプレーするキャプテン堀川選手は?

堀川選手―
板野選手がいるだけでディフェンスは安定する。
体格も大きい、手足もすごく長い。でも柔軟性もあって、身体能力も高いので、相手チームにいなくてよかったなと思います。

インタビュアー―
普段はどんな人ですか?

堀川選手―
プレー中もまじめだし、普段もまじめな方ですけど、“ちょっと抜けている部分”はあるかなと思います。先輩が結婚するって3年間くらいかけてドッキリを仕掛けてまんまと引っかかっていました(笑)

かなり大掛かりなドッキリに板野選手は?

板野選手―
(ドッキリと知らされた時)最初はほんとに受け入れられなかったです。
(チームメートのことを)信じられなくなりました(笑)

ゴールキーパーだけに、すべてを受け止めてしまった板野選手。
日本を代表するゴールキーパーとして更なる高みを目指します。

(東京五輪の開催が)どうなるかわからないですけど、東京五輪は、やっぱり自分の中で目標としているところ。まずはその代表メンバーに選ばれることを今は目標としてやっている。
オリンピックが終わったら、すぐシーズンが始まるので、今年こそはメイプルレッズでリーグ優勝をしたいなと思います。

広島ホームテレビ『ひろしま深掘りライブ フロントドア』(土曜13:00) 2021年5月15日放送
ライター:藏田 晃裕

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