最高の穴場!千葉・旭市『かんぽの宿』で海鮮丼を味わい、東洋のドーバーを走る旅

旅人へひとこと

全国の景勝地にある『かんぽの宿』はランチのみの利用もOK!誰でも気軽にリゾート気分を味わえるんです。

はい、こんにちは~「カフェ旅ブログ」からやってきました佐藤社長です。あれ、カフェ…行けてないですねぇ…。早く世の中が落ち着くことを願っています。

というわけで今回は密を避けつつ、広々とした空間で千葉の海をのんびり眺めながら海鮮丼を食し、更には絶景を走っちゃうドライブ旅についてご紹介させて頂きます!

『かんぽの宿 旭』までの道のりは単純明快!

銚子連絡道路の終点「横芝光IC」を降りて、国道126号線にぶつかる交差点をひたすら真っすぐ海に向かって進みます。この交差点、多くの車は左に曲がりますが、つられて左折レーンに入らないよう注意が必要です。
交差点を超えた先の、この真っ直ぐな道はスクールラインと呼ばれ、とても走りやすい道ですが、交通安全第一で速度の出しすぎにはご注意ください。ひたすら海に向かって走ると「九十九里ビーチライン」にぶつかりますので、お次はそちらを北にまーっすぐ進むと『かんぽの宿 旭』に到着します。
この「九十九里ビーチライン」は古き町並みを走る街道といった雰囲気で、地元の方の生活道路でもあります。歩行者や自転車などにもご注意ください。

『かんぽの宿 旭』は駐車場が広く、建物も立派なリゾートなホテル

さすが『かんぽの宿』!敷地が広く、駐車場も広大なので駐めやすくて良いですね。
何やら立派なドームもあります。時代は感じますが、建物の作りは立派です。
もともと『かんぽの宿』は簡易保険加入者のみを対象とした福祉施設だったわけですが、郵政民営化に伴い誰でも利用できる宿泊施設となりました。民営化前の時代を知っていると、そんなに気軽に利用できるものではないのでは…といったイメージだったのですが、今は宿泊はもちろんのこと、ランチのみの利用や日帰り温泉など気軽に使えるようになりました。
民営化の恩恵を受けるためにもぜひ活用をおすすめしたいところです。これを知っている人はまだまだ少なく、穴場スポットですよ。

外から見えていた謎の立派なドーム、実はこのドームの一階部分が日帰り入浴も可能な温泉でして、2階に今回お世話になるお食事処があります。

今回は利用していませんが、ひとっ風呂浴びてからランチ、なんてプランも素敵ですね。

エレベーターもありますが、ぜひ立派な作りのアールが美しい階段で2階に上っていきましょう。

お食事処に一足踏み入れると、目に飛び込んでくるその絶景に心を奪われることでしょう。

はい!ばっと広がるオーシャンビュー!ご堪能ください。
今回こちらの『かんぽの宿 旭』をおすすめしたいポイントの一つにこの見晴らしの良さがあります。
と、言うのも、実は海が目の前のレストランってあるようでなかなか無いのが現実。しかも駐車場が広くて、駐めやすいといった便利なロケーションともなれば更に難しくなります。加えて九十九里の海は津波対策で立派な堤防が建てられていて、2階以上の高さではないと海が見えない場所が多いのです。
そして絶景にプラスして建物の魅力。ニッポンの元気な時代に作られたものなのか、今ではなかなか見れないような建物の造りを堪能できます。窓の外に見えるアーチ越しに海を眺めれば、まるで悠久の時を経てこの地球に帰還した宇宙船の中から、母なる海を久しぶりに見たかのような感動を呼び起こす建築美も堪能できます。そして和テイスト抜群の宴会場の中に突如現れた洋式な空間。どうしてこうなった?

そんな感じで窓際にテーブル席があり、手前にはお座敷席が並ぶというスタイルです。テーブル席があるので足腰が弱い方でも安心して利用できますね。

また、ご覧の通り席同士の感覚も十分取られており、飛沫を避けるためにも座席の向きが決まっています。

今のご時勢、密を避けられる広々とした空間は貴重ですよね。

ちなみに予約をして行ったので、窓際の良い席を取っておいていただけました!
良い景色もごちそうの一つですよね。

ランチメニューは厳選されたメニューの中から選びます。

メニューを拝見しますと、ランチで選べるメニューは4品+麺類2品からと厳選されたもので、

リーズナブルなものは、
・「カレーライス(サラダ・福神漬け付き)」で650円。

一番お高いメニューでも
・「大海老天丼」の1,300円。

というように、リゾートホテルのランチなんてお高いんじゃないの!?なんて懸念を払拭する良心的価格。

このお値段でオーシャンビューランチを楽しめるのは嬉しいですよね!

千葉と言えば魚、やっぱりココは海鮮丼をいただくことにします。

ちなみに、注文はテーブルではなく、隅にあるカウンターで注文します。もちろん料理は持ってきてくれますよ。

山盛りご飯の「海鮮丼」…1,200円

酢飯を使った海鮮丼ですね。
まぐろ、ブリ、タイ、エビなどが乗った、山盛りな「海鮮丼」です。ご飯がモリモリなので腹ペコな食いしん坊さんもガッツリいけます。
特に白身魚が美味しいと思いました。ブリは脂がよく乗ってプリプリですし、タイは、少し炙ってあって、口の中に広がる風味がたまりません。あっさりめの白身魚であっても確かな旨味を感じることができます。
ちょっと味変したい方や刺激がお好きな方は、モリモリ乗ったワサビをしっかりと付けていただくのもヨシ。ツーンと刺激とワサビの香りが鼻を通ります。
小鉢は、鰹の佃煮でしょうか。ちょいちょいつまんで食べるのに良いですね。

お腹いっぱい!ごちそうさまでした!

食休みに少し海まで散歩してみましょう

敷地内を通り海まで歩いていくことができます。
また、駐車場からも海に行くことができます。

ご覧ください!
この九十九里の雄大な景色を!

海と道が一箇所に集中しています。ひたすら水平線と地平線?です。
それぐらい見晴らしが良い場所にあるんですね。
いかがでしょうか?コストを抑えつつ、リゾートホテルの気分を味わえますし、気に入ったら今度は宿泊で更にのんびり過ごすのも良いと思います。
また私のようにペット連れなので泊まれるところが限られる…なんて方でも気分を味わうことができます。
ぜひ気軽に活用してみていただければと思います。

かんぽの宿 旭

〒289-2525 千葉県旭市仁玉2280−1

車を走らせ、「東洋のドーバー」に向かう

せっかくここまで来たら、更にドライブを楽しめる道を走りに行きましょう!

目指すは「銚子ドーバーライン」です。

『かんぽの宿 旭』の前を走る「九十九里ビーチライン」をひたすら北に走り、ほぼ道なりに進めばたどり着ける、銚子のイオンがスタート地点です。

「銚子ドーバーライン」はドーバー海峡にあるホワイト・クリフに似ていることから東洋のドーバーとも称される「屏風ヶ浦」の上を走る、まっすぐな道路です。

走ってみてびっくり!?

異国感抜群で、まるで別世界に来たような景色がドライブ好きの心を掴みます。

だがしかし、海が見える場所は数箇所で一瞬。

その一瞬にすべてをかけつつ、特に運転手さんは安全運転しながら通行しましょう。

車を停めて絶景を眺めたいところですが、残念ながら特に見晴らしの良い展望台があったり、駐車場があるわけではないので、ここはまっすぐ運転を楽しむことに集中して頂き、その先にある、『名洗港海浜公園』を目指しましょう。

『名洗港海浜公園』は絶景が一望できて施設も充実している!

「名洗港海浜公園」への道中、少々右折が厄介なところがありますが、それ以外は道も良く、駐車場も比較的広いので駐車もしやすいのが名洗港海浜公園の良いところ。銚子マリーナ海水浴場も隣接しているマリンレジャーのスポットです。トイレなどの設備も充実し、浜辺もあり、お子様も走り回れるような広場もあり、気分転換リフレッシュできますね。
数多のオーシャンビュー公園の中でもこの絶壁を眺められるスポットはそうそうありません。
東洋のドーバーを眺めながらたそがれるのもヨシ。海が見たーい!なんて気軽に来てもヨシ。
時間の許す限り千葉の海をお楽しみください。

いかがでしたでしょうか?

千葉県北東部は高速道路が続いていない場所が多く、アクセスが少々不便なのが玉にキズ。それゆえ、アクアラインで千葉には良く行くけど、その辺りはまだ行ったこと無い!なんてスポットも多いのではないでしょうか?

もちろん既に有名な人気スポットも多いのですが、ポテンシャルの高いエリアだと思います。

ぜひドライブ旅の候補に入れていただければと思います。
ご安全に!

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名洗港海浜公園

〒288-0025 千葉県銚子市潮見町

*この記事は2021年2月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:佐藤社長

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