九度山駅「おむすびスタンド くど」のおむすびが絶品!高野山観光のランチにも

旅人へひとこと

鉄道ファンも楽しい!九度山駅の駅ナカおむすびスタンド

南海電鉄高野線『九度山駅』の構内にある『おむすびスタンド くど』。竈で炊いたおむすびが美味しいだけでなく、鉄道ファンが楽しめる要素も満載のお店をご紹介します。

それでは、出発進行!

九度山駅がある和歌山県・九度山町は、真田幸村の蟄居の地と言われています。2016年にNHK大河ドラマ「真田丸」が放映された際に駅がリニューアル。真田ゆかりの地を演出した外観になりました。

『おむすびスタンド くど』は、2019年に九度山駅の駅舎内にオープンしました。

駅のホームにあるカウンターでオーダー。テイクアウトのほか、少し離れたところにあるイートインスペースでもいただくことができます。

鉄道ファンの心をくすぐるインテリアに興奮!

『おむすびスタンド くど』には、鉄道ファンの心をくすぐる仕掛けがたくさん隠れています。握りたてのおむすびを待ってる間に探してみましょう!

扉・網棚・イートインスペースの窓などには、なんと引退した本物の電車のパーツが使用されています!

「7127」と書かれた扉は、電車の正面にある「貫通扉」と呼ばれる部品。7100系の27編成目なので「7127」という番号が振られているのです。

こちらは本物の「ドア」。電車は自動で開きますが、ここでは手動でドアを開けます。これが、実は意外と重たいのです!

イートインスペースの奥にある大きな装置。これは「列車遠隔制御装置」と言って、信号を遠隔で制御したり列車の走行位置がわかる装置。こちらも2019年まで運輸指令で使われていた本物!これは貴重です!

握りたてのおむすびがやってきました!

好きなおむすびが2こ、それにおみそ汁とおつけものが付いた、イートイン限定の「くどセット」を頂きます。

炊きたてのご飯がある時だけ!塩むすびがあれば絶対頼むべし

地元九度山町産のお米を昔ながらの薪と竈で炊いたご飯は、真っ白で艶やか!中でも、究極にシンプルな「塩むすび」はほんのり優しい塩味で、お米の甘さが一層引き立ちます。「塩むすび」は、なんとご飯が炊きたての時しかオーダーできません。メニューを見つけたら絶対頼むべし!

和歌山県・加太で獲れたひじきを使用した「加太ひじきむすび」。こちらは黒米を使用しています。

ひじきがとっても太くてぷりぷり!こんなに美味しいひじきは食べたことがありません。

おむすびを食べると、不思議とほっこり温かい気持ちになれる気がします。和歌山のおいしい食材をひとつひとつ丁寧に握られた『おむすびスタンド くど』のおむすび。皆さんもぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

おむすびスタンド くど

〒648-0101 和歌山県伊都郡九度山町九度山 九度山駅

観光列車に乗って世界遺産『高野山』へ出かけよう

橋本駅から発車する「天空」は最大50‰の山岳路線を走る観光列車。九度山駅にも停車するので『おむすびスタンド くど』に立ち寄る際はぜひ乗車してみては!

ほとんどの座席が眺めの良い窓に向いて配置されていて、里から山へ移りゆく景観を楽しむことができます。

極楽橋駅からケーブルカー・バスを乗り継ぐと、弘法大師が開かれた聖地『高野山』にたどり着きます。

高野山へ行くまでに、高野山からの帰りに、ぜひ『おむすびスタンドくど』のおにぎりを味わってみて下さい!

■こちらでもオススメのお店などを紹介しています!

ブログ:https://www.masatetsudo.com/
Twitter:https://twitter.com/masatetsudo

九度山駅

〒648-0101 和歌山県伊都郡九度山町九度山

*この記事は2020年11月時点の情報を基に作成しています。

*新型コロナウイルス感染症の影響で、営業状況や掲載内容に変更が生じる場合があります。最新の情報は、事前に各店舗・施設の公式情報をご確認ください。

*「ニッポンごはん旅」は、新型コロナウイルス終息後の旅行先として検討いただきたいという想いで各地の情報を発信しています。

ライター:masa

© 株式会社ロコガイド