ホテルノイシュロス小樽「ブラウキュステ」本格フレンチランチ!積丹ブルーの海も

旅人へひとこと

絶景と地元食材を使った本格フレンチが味わえる、崖の上の『ホテルノイシュロス小樽』のレストランをご紹介

食べ歩き歴40年のsanさんです。

小樽・札幌・石狩近郊のごはん店を中心に紹介していこうと思います。
美味しい食事に出会うと幸せを感じます。
この幸せを分かち合えたら、共感を得てもらえたらうれしいなと情報発信しております。

先祖は加賀出身の北前船の船頭、その子孫で北海道では古い4代目。
美味しいものには目がなくてフットワークよくあちこち出没しています。
フィットネスが一番の趣味、食べるためにゴルフ、エアロビクス、ヨガ、筋トレ。コロナ禍で運動が減ったのが残念です。

札幌から小樽へ向かうと右手に海が見えます。張碓のトンネルを抜けると小樽港が眼にはいってきます。北海道地図を思い浮かべてください。小樽・札幌の北に海があるのです。冬は北風で海が時化るようになります。小樽港は石狩湾の西側にあり、東向きの港です。低気圧は西から東に動くので、風の影響を受けにくい港となります。日本海側の港は東向きの港が多く、風の影響を受けやすいのですが、明治時代以前には使いやすい港の大事な要素だったようです。

さて、さらに小樽市内に入ってメルヘン交差点を左手にみて通過、小樽運河を右手にみて通過、手宮古代文字を通過、新高島トンネルの手前のセイコーマートを通過(セイコーマートは北海道発祥の地元コンビニ、この先コンビニはないので注意)海を右手に行き止まりの『小樽水族館』を目指します。『小樽水族館』は山の裾野にあります。その水族館から山を望むと崖の上の秘密基地、『ホテルノイシュロス小樽』があります。

崖の上の『ホテルノイシュロス小樽』は宿泊して朝焼けや夕焼けをみてほしい

小樽観光というと寿司、運河、ガラス、スイーツ、水族館などを連想されると思います。
せっかく小樽に来るなら○○行きなよ!
私が大好きなのは生まれ育ったニセコ・積丹・小樽海岸国定公園の景観です。

今回紹介する『ホテルノイシュロス小樽』は、小樽駅から車で15分くらい。
朝昼晩、春夏秋冬と景色が変わります。
ワインを飲みながらのお料理、是非ホテルに宿泊することをオススメします。

国定公園内のホテルなので素晴らしい景色です。波の浸食によって形成された海蝕崖はずっと何時間でもみていられます。
ホテルの裏手の赤岩は知る人ぞ知るロッククライミングの聖地なのです。
子供のころ、この建物はサンダーバードの秘密基地みたいだなと思ってみてました。

ホテルのレストラン『ブラウキュステ』からは日本海が一望できます。
日中は白いヨットやクルーザー、夜には漁火が見えることもあります。

ランチのコース、前菜は「旬の彩り カスベのテリーヌ 小樽産雲丹添え」

カスベは小樽では一般的に食されるエイのヒレです。
煮付けや唐揚げになることが多く和食の食材ですがテリーヌに仕立ててます。
一口食べると、軟骨がコリっと。食感のアクセントになっています。

スープは「キタアカリの冷製スープとラズベリーのパン、2種のディップ」

ヴィシソワーズにフォアグラのカタラーナを溶かすと旨味がUP↑
スモークサーモンのディップをラズベリーのパンにつけていただきます。

魚料理は「エゾアワビと後志産平目のポワレ 香る檸檬」

アワビはあくまでも柔らかく、よもぎ入りのジェノベーゼソースがピリッと味を引き締めます。
地元で水揚げされた平目も肉厚で、ふんわり、カリっと焼き上げていいます。

メインの肉料理は「和牛フィレ肉のステーキ スパイスのアクセント フォワグラのポワレ添え」

フレンチの基本の定番のお料理も絶妙の火入れで美味しいです。

断面はあくまでロゼ、添えてある岩塩をつけるとピリッと引きしまり、和牛の旨味↑
すべてのお料理・お皿を適温で提供してくれました。

デザート「夏の宴」はブランマンジェとイチゴのヴェリーヌ・ガトーショコラ・わらび餅。当面、コロナ禍でランチの予約は2組のみです。
100人以上入るレストランを今だけ、貸切状態で利用できます。

お部屋の紹介をしましょう。

シックな内装のツインルームです。
ダブルやスイートのお部屋もあるのでご希望しだいです。

窓からはオーシャンビューの景色が見られます。

お部屋には全室露天風呂があります(窓開閉式)

お湯は肌当たりの良い軟水を使用、美人の湯と呼んでいます。

積丹ブルーと呼ばれる海はいつまでも見ていられますよ

奇岩と透き通ったコバルトブルーの海、昆布の森の中にはウニやアワビがいます。

凪の時はきれいなブルーですが、厳冬の日本海の白波も私は好きです。

シェフの本気をいただく!一年に一度の「完全予約制の賞味会」

毎年、賞味会の時期になると今年はどんなお料理がでてくるか楽しみです。
食べる側も姿勢を正してシェフの一年間の集大成と向き合う、そんなイベントです。
コロナの影響があり、例年10月に開催されていたのが来年2月の開催になりました。
料理に合わせるワインはシャンパーニュやブルゴーニュ、アルザス、ボルドーなど王道のワインをメインに趣向を凝らして楽しませていただきます。

YouTubeで『ホテルノイシュロス小樽』のロケーションが紹介されています。
https://www.youtube.com/watch?v=Lg2Kao4Vioc

ホテルノイシュロス小樽

〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目282

祝津地区は番屋や鰊御殿の散策がおすすめ

小樽観光は運河地区が有名です。
運河地区は小樽の歴史・経済、金融や物流の遺産を感じられる場所です。
今回ご紹介した、『ホテルノイシュロス小樽』のある祝津・高島地区は漁業で栄えた地域です。
明治・大正・昭和初期の漁師町としての独特の文化が残っています。

鰊漁で栄えた時代が感じられる『小樽市鰊御殿』や『旧青山別邸』などの文化財が公開されています。

『小樽市鰊御殿』

『旧青山別邸』

『茨木家中出張番屋』

『ホテルノイシュロス小樽』の眼下には人気の水族館があります。

子供やカップルは水族館や自然、アダルトは小樽の歴史と景観を楽しんでいただいて
お食事は地元の食材を使った本格的フレンチをいただく観光スタイルをお楽しみください。

■こちらでもオススメのお店などを紹介しています! ブログ:https://ameblo.jp/nomikuikoubou/entry-10156872862.html Instagram:https://www.instagram.com/sanohkk/

小樽市鰊御殿

〒047-0047 北海道小樽市祝津3丁目228

*この記事は2020年9月時点の情報を基に作成しています。

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ライター:sanさん

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