韓国政府が「韓国キムチ」の基準制定、厳しすぎて韓国企業も困惑=韓国ネット「これは当然のこと」

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2021年5月13日、韓国・東亜日報によると、韓国政府が「韓国キムチ」という名称を容易に使えなくする法案を進めているが、韓国の食品業界は「厳格すぎる基準のせいで韓国メーカーも『韓国』を名乗れなく恐れがある」として反発している。

農林畜産食品部が推進しているキムチの「国家名地理的表示制」によると、今後「韓国キムチ」「大韓民国キムチ」などの名称を使用するためには、韓国企業が韓国産の材料で、韓国内で製造し、「地理的表示」の登録をしなければならない。登録することで商品は、その地域(国)の特性を有する共有の知的財産として保護されることになる。同部関係者は「年内に施行令改定を終え、地理的表示の登録申請を開始する」としている。

記事は「この制度が施行されると、韓国内市場で低価格の中国産、日本産キムチが韓国キムチであるかのように流通することを防ぐことができ、外国企業も『韓国キムチ』という表記に制限を受けることになる」と説明。その上で「韓国のメーカーも『韓国キムチ』という名称を使うのが難しくなることが問題だ」と指摘している。原産地規制が厳格になり、白菜、大根、唐辛子粉が国産でない場合、登録の申請すらできないため、キムチ協会では「異常気象で国産の材料の供給が難しくなったり、価格が急騰したりした場合、『韓国キムチ』というタイトルを放棄せざるを得なくなってしまう」と話している。また、海外工場で輸出用キムチを製造している大手メーカーも「韓国キムチ」を名乗ることが難しくなると指摘されている。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「韓国キムチの条件は、韓国企業が国産の材料で、国内で作ること。これは当然のこと、基本ではないか?」「反発だと?」「国産の材料を使うのは当たり前じゃないか」「金に目がくらんだ業者が中国産を持ってきて利得をむさぼるのだから、当然、『韓国キムチ』ではない」「韓国が外国でのキムチ盗用対策として、キムチの食品水準を厳格化したということは、悲しい現実だ。はじめからキムチの水準を高く維持していれば、廉価なキムチが出てくることもなかった」「キムチは韓国人の味覚に最適化したものであるべきだ。中国や日本のキムチはキムチではない」などの声が寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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