米バークシャー、Wファーゴ株ほぼ全て売却 1989年から投資

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[17日 ロイター] - 著名投資家のウォーレン・バフェット氏が率いる米投資会社バークシャー・ハザウェイは、保有する米銀大手ウェルズ・ファーゴ(Wファーゴ)の株式をほぼ全て売却した。

バークシャーが17日に規制当局に提出した文書で明らかになった。それによると、3月末時点のWファーゴ株保有は2640万ドル相当。2018年1月時点では約320億ドル相当を保有していた。

バークシャーは1989年にWファーゴへの投資を開始し、少なくとも127億ドルを投じて10%出資していた。

だが、顧客に無断で銀行口座を開設するなどの不正営業問題でWファーゴの信用は低下。

バフェット氏は2020年2月にCNBCで、Wファーゴには「ばかげた」報奨制度があったとし、問題発覚後の対応も遅かったと批判していた。

バークシャーは、他の銀行株は引き続き保有しており、普通株の保有規模ではバンク・オブ・アメリカがアップルに次ぐ大きさとなっている。