企業本社の茨城県内転出入 5年連続で転入超過 コロナ感染拡大の影響も

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帝国データバンク水戸支店が17日発表した2020年の企業転入・転出調査によると、茨城県外から県内に本社を移した企業は35社、県外への転出は26社で、5年連続の「転入超過」だった。新型コロナウイルス感染拡大に伴う本社機能の地方移転や首都直下型地震への備えが進む中、「関東地方の都市部に近く、利便性に恵まれる茨城県は引き続き転入超過となる可能性が高い」とみている。

調査は転入元は東京都が21社と最も多く、次いで千葉県が5社、埼玉県が3社、栃木県が2社、福岡、広島、兵庫、宮城の4県が各1社と続いた。転出先も東京都が9社と最多で、千葉県が7社、栃木県が6社、静岡、神奈川、埼玉、福島の4県が各1社だった。

業種別に見ると、転入企業は製造が15社と最も多く、卸売りが8社、建設が5社、サービス4社、運輸・通信2社、小売り1社と続いた。転出企業は卸売りが7社と最多で、製造、小売り、サービスが各5社、建設が3社、不動産が1社だった。

11年からの10年間で転入企業は406社、転出企業は270社で、転入超過は136社に上る。