長崎県高総体スローガン、ポスター決定 6月5日開幕 

県高総体のポスターデザイン

 今年の長崎県高総体のスローガンは後田はづきさん(諫早3年)の「想いを、夢をぶつけろ!待望のこの舞台で今」、ポスターは平田さくらさん(佐世保北2年)の図案が選ばれた。
 県高体連が毎年、県内の高校生から募集。スローガンは10校から46作品、ポスターは11校から40作品の応募があった。コロナ禍で中止となった前年度も制作。11月の県高校駅伝などで掲示してきた。
 後田さんがスローガンに込めたのは「“2年分の思い”と部活ができる喜び」。自身は吹奏楽部に所属し、運動部と同様に発表の舞台が失われてきた。最終学年の今年は「本番があると信じて練習に励んでいる。運動部のみなさんも最高のプレーを」と願った。
 平田さんのポスターは青春の舞台で選手が放つ“輝き”を表現。三角形に切り取った空、競技の躍動感を黒色の背景で際立たせた。「これまでの図案にないような構図に挑戦した。エネルギーをもらってほしい」と期待を込めた。


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