Eフランクフルト鎌田が退団希望でトットナム移籍有力 ワトフォードとセビリアも興味

鎌田大地

ドイツ1部Eフランクフルトの日本代表MF鎌田大地(24)が今オフの退団を希望していると、同国紙「ビルト」が報じている。

主に攻撃的MFとして活躍する鎌田は今季リーグ5得点15アシストをマークするなど、クラブに欠かせない主力選手に成長したが、同紙によると、Eフランクフルトはリーグ4位以内となる来季の欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場権を逃がしたことで、今オフに退団する可能性のある5人を特集。その中の一人が鎌田だという。

すでに鎌田は退団を希望しており、イングランド・プレミアリーグのトットナムとワトフォード、スペイン1部のセビリアが獲得への興味を示しているという。ただ、鎌田自身はワトフォードに大きな魅力を感じていないとされ、クラブ側は鎌田の移籍金を3000万ユーロ(約39億6000万円)に設定したと伝えている。

鎌田とEフランクフルトの契約は2023年6月末まで。現時点で高額な移籍金設定に鎌田に興味を持つクラブも及び腰のようだが、シーズン終了後に本格的な条件交渉に入るとみられている。

かねて鎌田はステップアップの機会を探っており「欧州チャンピオンズリーグで優勝したい」とも語っていた。新型コロナウイスるの影響で各クラブの財政状況は厳しい中、日本代表MFの動向が注目されそうだ。

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