ニンティ市派鎮とメトク県をつなぐ道路が全線接続 チベット自治区

©新華社

ニンティ市派鎮とメトク県をつなぐ道路が全線接続 チベット自治区

派墨公路のメンリン県区間。(2020年11月5日撮影、ラサ=新華社配信/董志雄)

 【新華社ラサ5月18日】中国チベット自治区のニンティ(林芝)市メンリン(米林)県派鎮とメトク(墨脱)県を結ぶ自動車道「派墨公路」の老虎嘴トンネルが16日午前、当初の予定より228日早く貫通し、約7年の工事を経て派墨公路の全線が接続した。

ニンティ市派鎮とメトク県をつなぐ道路が全線接続 チベット自治区

多雄拉雪山のトンネル出口付近の風景。(2020年12月7日撮影、ラサ=新華社配信/董志雄)

 同公路は全長が67.22キロ、多雄拉雪山を抜け、多雄河に沿って汗密、老虎嘴を経由してメトク県の背崩郷に至る。電力大手の中国華能集団が投資して建設、投資総額は約20億1500万元(1元=約17円)。2014年に着工が承認され、2022年末までの竣工・開通を予定していた。

ニンティ市派鎮とメトク県をつなぐ道路が全線接続 チベット自治区

16日、派墨公路の全線接続を祝う作業員。(ラサ=新華社配信/董志雄)

 公路建設の過程で、同集団は生態環境保護の優先、環境に配慮した開発という理念を貫き、環境・水資源保護のために総額1億1千万元を投資した。これは環境・水資源保護報告書で予定していた7539万元をはるかに上回る。

ニンティ市派鎮とメトク県をつなぐ道路が全線接続 チベット自治区

16日、貫通した派墨公路老虎嘴トンネルの一部区間。(ラサ=新華社配信/董志雄)

 公路はポメ県扎木鎮とメトク県城(県政府所在地)を結ぶ扎墨公路に次ぐ、メトク県に通じる2本目の重要な道路。開通後はニンティ市街からメトク県までの距離は従来の346キロから180キロに短縮され、移動時間も約8時間短縮される。チベットの観光開発と農村振興が大いに促進され、沿線住民の増収に貢献すると期待されている。

ニンティ市派鎮とメトク県をつなぐ道路が全線接続 チベット自治区

多雄拉雪山の尾根部分とトンネル出口付近の道路。(2020年8月18日撮影、ラサ=新華社配信/董志雄)