三原じゅん子副大臣が遅刻を謝罪 野党から「責任取れ」「国会軽視だ」の声

謝罪した三原じゅん子氏

三原じゅん子厚生労働副大臣(56)は18日の参院厚労委員会で、13日の同委員会に遅刻した問題について「審議に迷惑をかけたことをおわび申し上げます」と謝罪した。

三原氏は同委員会で30分遅刻した理由について、2月から厚労省内で自らがチームリーダーを務める「コロナ禍の雇用・女性支援PT(プロジェクトチーム)」を重視し、「与党側に相談して了承を得て離席してもいい、問題ないと思い込んでいました」と説明した。

「非正規労働者や生活困窮者の悩みに寄り添う気持ちがあり、この状況を打開しなければならないと気負うあまり、PT会議出席を判断した。国会を優先すべきでした」と釈明した。

しかし立憲民主党の石橋通宏参院議員(55)は「我々は三原氏の欠席を『行方不明事件』と考えている」と指摘。三原氏に「副大臣としての自覚に欠けた方だ。責任を取るべきだ」と辞任を要求。三原氏は「副大臣としての任を全うしたいと思います」と拒否した。

社民党も福島瑞穂議員(65)は三原氏に対し「国会を軽視している」と追及した。

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