320馬力のハイパフォーマンスモデル「ティグアンR」に注目! フォルクスワーゲン 新型ティグアン発売。価格は407万9000円〜

フォルクスワーゲングループジャパンは2021年5月12日にコンパクトSUV「ティグアン」のマイナーチェンジモデルを発売した。注目は新たに320馬力を発揮するスポーツモデルの追加や同一車線内全車速運転支援システムなど先進性を大幅アップしている点だ。価格は407万9000円〜684万9000円(いずれも税込価格)である。

フォルクスワーゲン 新型ティグアン

充実の先進装備に注目! 駐車アシスト機能も新たに追加

2017年にデビューした現行ティグアンは世界的に人気を集めているコンパクトSUVモデル。そのため日本でもヒットを飛ばしている一台である。ちなみに欧州市場でもっとも売れているSUVはティグアンというほど大ヒット車なのだ。

今回の改良でエクステリアデザインの変更と先進装備の充実が図られた。とくに注目は先進安全装備で、同一車線内全車速運転支援システム「トラベルアシスト」の追加だ。先行車を任意のスピードで追従するだけでなくステアリングアシストも行ってくれるというもので長距離運転時に嬉しい機能だ。

そしてパークアシストという駐車支援機能や、視認性を向上したLEDヘッドライトを採用するなど、多岐にわたって進化を果たしている。

320馬力のハイパフォーマンスモデルを新設定! ノーマルモデルも燃費とパワーアップ

これまでガソリンターボのほかにディーゼルモデルをラインアップしていたが、今回の改良ですべてガソリンモデルに変更されている。従来型は1.4リッターターボエンジンであったが新型ティグアンは1.5リッターターボエンジンを搭載。スペックは最高出力150馬力、最大トルク250N・mを発揮し、WLTCモードで14.3km/Lという低燃費を実現している。

さらにハイパフォーマンスモデルのティグアンRは2リッターターボエンジンを採用し、最大出力320馬力、最大トルク420N・mを発揮するという。ちなみにハイパフォーマンスモデルのティグアンRのみ納車が2021年後半になる見込みだ。

ブラウンのシートが特徴! 特別仕様車の専用装備がイイ

新型ティグアンの導入を記念して特別仕様車「TSI ファーストエディション」を併せて発売。こちらは専用のエクステリアカラー「ジンシャーブラウンメタリック」や専用レザーシートを採用するなど特別な装備が数多く奢られている。ちなみに価格は524万円である。

【筆者:MOTA編集部】

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